プーチン大統領が安倍昭恵と会談した思惑は。安倍昭恵は「ロシアは大切な隣国。文化的交流を続けたい」、プーチン大統領は「安倍氏は日露平和条約の締結に向けて努力していたものの、状況が変わったため今回はこの話題には触れない」と語っている。ロシアはウクライナ侵攻後の2022年3月に日本を非友好国に指定し、平和条約交渉は中断している。武隈喜一氏は、トランプ氏の友・安倍元総理の妻が会談に来ているぞというメッセージであり、トランプ氏と切れかかる関係をつなぎとめるためのツールとして昭恵さんを利用したのではと指摘。また発表している時点ですでに政治的メッセージであり、平和条約を思い出させるきっかけにしている部分があり、ウクライナ支援を見直すべきというメッセージも含まれているという。