安達祐実さんは1991年のドラマ『秋桜 -COSMOS-』に出演。打ち上げの時に父親役だった柴田恭兵さんに「君はこれからステキな女優さんになるんだよ」と言われ、その時初めて「自分は女優さんになるんだ」と思ったという。このドラマのオーディションで安達さんは泣く演技ができず、終わってから泣いてしまい、心配した母とマネージャーに「監督さんが怖かった」とウソをついてちょっとだけ問題になったという。そのウソは柴田さんの耳にも入り、柴田さんの言葉には「ウソをつかずに、ステキな女優さんになるんだよ」というメッセージがあり、安達さんは「ウソをつかずにステキな女優さんになろう」と決意したという。その後、12歳の時に出演したドラマ『家なき子』が大ヒットした。