旧統一教会2世のまなみさんは、自分と同じ境遇の旧統一教会2世、ようじよさんと話をする機会ができ、まなみさんはこれまで誰にも言えなかった悩みを打ち明けた。ようじよさんは自らの存在に苦しみ命を絶とした4年前にカウンセリングでかけられた「私自身の人生を生きる権利がある」という言葉が自分を変えてくれたと伝えた。初めて自分の背中を押してくれる言葉と出会ったまなみさんは、母を連れて外に出ようと20年以上住んでいた家から引っ越しをした。引っ越し先でも「〇〇家家庭教会」というプレートを掲げようとしていた母親に「嫌だからそこは線引してほしい」と伝えたところ、そっと外してくれたと話した。「ふだんから冷静に言葉にしていいんだ」と感じたという。