宮内庁は、上皇さまがあすから東京大学医学部附属病院に入院し、心臓の検査を受けられると発表した。4月中旬の定期検診の結果、冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分になる「心筋虚血」が疑われる所見が見られ、再検査でも心筋虚血の可能性が高いと、きのう診断されたという。入院期間は数日に渡る見込みで、側近によると、自覚症状などはなく、日課の散策はきのう夕方まで続け、けさは取りやめたものの、それ以外は普段通りに過ごされているという。上皇さまは、2012年に心臓のバイパス手術を受けられ、2022年に、右心不全と診断されるも、内科的診療を続け症状は改善されていたという。