リゾート地として観光客にも人気の沖縄県宮古島。しかし9月に発表された今年の地価調査では初めて調査された2地点を除く全地点で2%の上昇がみられた。今年の地価調査で住宅地の価格の上昇率が9年連続で全国トップだった沖縄で2位から5位を独占したのが宮古島市だった。背景には県外からの移住や別荘の購入があるという。上がり続ける地価。賃貸物件の家賃が高騰していて、相場はここ10年で2倍近くになったという。こうした中、宮古島市は住まいの確保に困る地元の若者などを支援するため、一部の市営住宅への入居基準を緩和した。県内では初の取り組みだという。