シャインマスカットは2006年に品種登録され、デラウェアや巨峰を抑えて去年ついに栽培面積が1位となった。皮ごと食べれて種がないのが人気の理由の1つだという。種なしブドウは日本が世界で初めて開発し、デラウェア栽培時に果肉が割れるという課題を解決するために行ったジベレリン処理で、偶然種なしブドウが生まれたという。こうして様々な種なしブドウが誕生し、中でも今1番の集めているのが、”黒いシャインマスカット”と呼ばれる「富士の輝」。今年1番の出来のものには1房35万円の値がついたという。ただ専門家によると、種ありブドウの方が樹上で長く成熟させることができ、糖度があがって甘くなるとのこと。シャインマスカット狩りに来ていた人に種ありブドウを食べ比べてもらうと、「シャインマスカットより甘くて好き」などの感想が聞かれた。