宮城県・仙台市に拠点を置くAZUL Energyは2019年創業で従業員は20人。CEOの伊藤晃寿は富士フイルムから独立し、会社を立ち上げた。手掛けるのは空気電池の開発。空気電池は酸素を使って発電するが、そもそも電池は一般的に正極にマンガン、負極に亜鉛を使用しているが、空気電池は正極に空気中の酸素を利用し、正極側の材料を電池の中にいれる必要はない。より多くのエネルギーを蓄えられる。しかし、長持ちはするはパワーが弱いために用途が限られ普及してこなかった。CSOの藪浩が開発したのは黒いシートのようなもの。これは空気電池の正極となる空気極の一部分。ここに使用されるのは触媒と言われる粉末状の物質。触媒は化学反応を効率よく進める物質で、空気電池は酸素を活性化し、出力を高める役割をする。これまで高性能な触媒には白金などのレアメタルが使用されてきたがAZUL触媒は酸素や顔料などの入手しやすいものばかり。高い性能を保ちながら、レアメタルに頼らない触媒を実現。
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