最近増えている外国人には翻訳アプリを使って診察する。取材した日も訪れた半分が外国人だった。日没も近づく午後5時半、急に冷え込んできた山小屋の前にいたのはアルミのマットに包まる中国人の子ども。父親は山小屋の宿泊を希望するもののすでに満室。山小屋からの連絡を受け、駆けつけた大城医師は子どもの体調に問題なしと判断し下山するよう伝えた。大城医師は子どもの胸元にカイロを入れ送り出した。中国人の登山者は子どもを背負い、笑顔で下山していった。富士山衛生センター・大城和恵医師は「診療所はなければない方がいい場所だと思っている。安全に皆さんが登ってもらえるようにもっともっと勉強して、皆さんに還元していけるといいと思ってる」と語った。
