富士山9合目の山小屋に常駐している静岡県警山岳遭難救助隊。「山頂付近で意識を失っている登山者がいる」と通報。ブルドーザーで現場へ向かう。この日は雲が厚く、ヘリコプターを山頂付近に向かわせることは厳しいと判断。山頂付近は電波が不安定で連絡が取りづらい環境。意識を失った登山者はブルドーザーで5合目まで搬送されたがその後死亡を確認。今シーズン登山中の死者数は山梨県側、静岡県側あわせて9人と去年の2倍以上に。静岡県警山岳遭難救助隊隊員・岡本憲伍が「全力で救助してともに下山し、生きて帰ることが最終的な目標。悔いが残らないようにできることを全力ですることを心がけている」などコメント。