きょう8月11日は「山の日」。山の高さをめぐって争ったという昔話は「山の背比べ」として各地にあるが、中でも富士山と八ヶ岳の話が有名。富士山と八ヶ岳の言い争いの仲介に入ったのが阿弥陀如来。頂上に樋をかけ水を流すと、水は富士山の方へ流れた。富士山の神は悔しがって八ヶ岳の頭を殴った。その頭は8つの峰に分かれ、前よりも低くなってしまった。こうして富士山が日本一の山になったという話。富士山が噴火を繰り返して高くなっていったのは事実で、10万年以上前は八ヶ岳の方が高かったようだ。富士山はよく銭湯の壁に描かれている。
