2016年の阿蘇山の噴火では、降灰量3ミリで約2万7000戸が5時間以上にわたって停電した。富士山が噴火した場合、国の報告書では首都圏などで約40万世帯が停電する恐れがあるとされている。配電線は電気を通さない碍子のおかげで電線以外に漏れることなく電気が流れるが、火山灰が降り掛かって雨が染み込むと漏電してしまう。火山灰には電気を通す成分が入っており、そこに水が加わることで本来電気が流れないものに電気が流れてしまう現象が起こる。漏電が続くと事故の恐れがあるため、電力会社は検知すると電気を止める。その結果、周辺の地域では停電が発生する。電力会社の担当者は最大で停電は最大で40万軒と話した。
