北海道や九州でも散発的に雨が降っている場所がある。特に雨雲が固まっているのは、東海から関東の辺り。月曜から3日間かけて東にやってきた雨雲は、普段なら抜けていくところが東側に太平洋高気圧が張り出していてブロックしてる状態。静岡市内などを中心に東西に活発な雨雲があり、伊豆半島の付け根を跨いでからの小田原を経て江の島の辺りに雨雲がかかっている。江の島の映像。関東では南風が強く吹き続けていて、送り込まれてくる湿った空気の影響で各地で雨が降っている状態。太平洋側の海水温が平年よりも2~3℃高いため、海の水蒸気が南風に乗ってどんどん太平洋側に来ていて雨がずっと続くという。名古屋市栄の映像。各地の雲の動きを見ると、時速50~60キロの速さがあるという。風は強くないが、場合によっては積乱雲が強くなると雷や突風が起きるリスクが十分あるという。