わくわくさんは子供向け工作番組で23年間工作のお兄さんとして人気を博した。番組卒業から11年経った今を取材。わくわくさんこと久保田雅人さんは現在63歳。身の回りにある材料で作って遊べる工作で子供たちから人気を得た。わくわくさんがテレビの世界から離れて11年。現在の活動の中心となっているのは、幼稚園、保育園、学校などでのステージ活動。子供向け工作教室、工作ショーから、工作を教える立場の先生、保護者に向けた大人のための工作教室まで日本各地で年間120本以上のステージをこなし人気を博している。取材時、わくわくさんは幼稚園で工作ショーを行うため、埼玉県富士見市にある幼稚園を訪れた。トートバッグにはステージに欠かせないものが入っている。工作に使う輪ゴムは用途に合わせて仕切られた特製のケースに収納。ケースはわくわくさんお手製。工作に必需品のハサミ、ホチキス、のり、カッターナイフなどは牛乳パックで作ったわくわくさん特製の道具箱に収納。必要なものは極力手作りしているそう。工作することでモノを使いきることの大切さを子供たちに伝えている。開演前、ステージから降りて子供たちに自分の声がどのように聞こえているのかをマイクチェック。子供ファーストのこだわりの1つ。おなじみのカラフルなシャツに着替え、わくわくさんのトレードマーク黒縁、丸メガネにチェンジ。丸メガネはレンズが入っていないだてメガネ。ステージに立つ前の儀式となっている。工作ショーが開演。ショーは子供たちの笑顔が溢れる自由なステージとなっている。そこにはわくわくさんを通じて伝えたいある思いがある。