TVでた蔵トップ>> キーワード

「寝殿造り」 のテレビ露出情報

厳島神社の本殿はかつて日本最大を誇り、参拝者は平家の絶大な権力を実感したとされる。そんな平家だが、過去には「最下品(貴族の中で最も位が低い)」と蔑視されていた。盗賊の取り締まりといった下働きをさせられていた上、家格で昇進にも限界があった。平家の領地では赤い鉱物、辰砂(硫化水銀)が大量に採掘され、不老不死の薬になると珍重されていた宋国への輸出を企図した。輸送路となる瀬戸内海を押さえる必要があり、沿岸部の国司を歴任した。平家は辰砂の輸出に成功し、宋国からは大量の輸入品がもたらされた。珍品を天皇、上皇に献上することで出世を図り、平清盛の頃には上級貴族の仲間入りを果たした。
三浦正幸名誉教授は長年にわたって厳島神社を研究し、寝殿造と共通する部分は多いという。貴族からすれば厳島神社は自邸よりも巨大で、おまけに海に浮かんでいると驚かされたはずだという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月30日放送 15:05 - 16:35 NHK総合
美の壺美の壺スペシャル 皇居
戦争で焼失した皇居・宮殿は高度経済成長期に再建が始まった。設計では”君主”から”象徴”へと変わった天皇像への対応が課題となった。設計を担当した吉村順三は明治宮殿で採用されていた書院造ではなく寝殿造を採用。寝殿造の持つ装飾が少なくて水平に伸びやかに広がる空間を抽出して取り入れた。また皇居を建てる際、新年一般参賀などで多くの国民が集まる東庭を作るために建物を南向[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.