2025年8月30日放送 15:05 - 16:35 NHK総合

美の壺
スペシャル「皇居」

出演者
草刈正雄 
(オープニング)
オープニング

オープニング。今回は皇居の知られざる魅力をお届けする。

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美の壺スペシャル 皇居
馬車

日本に新たに着任した外国の大使は馬車に乗って皇居に向かい、宮殿・松の間で信任状捧呈式に臨む。信任状捧呈式の送迎で馬車を使っている国は世界でも数か国だといい、国際親善の一助になっているとのこと。また時代とともに自動車も登場し、天皇皇后両陛下が乗る車は「御料車」と呼ばれ、皇居内にある車庫で大切に保管されている。ただ自動車の登場で馬車の出番がなくなることはなく、今でも伝統が重んじられる場面で使われている。皇室の馬車のほとんどは明治の終わりから昭和の初めに作られた。千葉県には馬車のメンテナンスを行う会社があり、そこでは神輿作りで培ったノウハウを駆使して馬車の修理を行っているという。また椅子作りを手掛ける職人・宮本茂紀さんも皇室の馬車の修理に長年携わっているという。ヨーロッパで発展してきた乗り心地を良くする技や工夫で椅子のメンテナンスを行っているとのこと。

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皇居の馬

皇居では30頭ほどの馬が飼育されている。ほとんどが栃木県の御料牧場生まれ。飼育している馬の「静風」の名前の由来を説明した。毎日の世話だけでなく馬術などの調教、宮内庁に伝わる古式馬術の伝承も大切な仕事。皇居には装蹄師もいる。

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宮殿

皇居の宮殿を巡った。宮殿では国の公的な儀式や宮中行事が行われる建物。長和殿は163mの建物。宮殿は国賓をはじめ訪れた人にとって特別な場所。南車寄を抜けると南溜がある。波の間には東山魁夷の「朝明けの潮」が飾られている。千草の間・千鳥の間は二間つづきの休所。正殿の中で最も格式が高い場所が松の間。天皇陛下の椅子が置かれている。

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建築

戦争で焼失した皇居・宮殿は高度経済成長期に再建が始まった。設計では”君主”から”象徴”へと変わった天皇像への対応が課題となった。設計を担当した吉村順三は明治宮殿で採用されていた書院造ではなく寝殿造を採用。寝殿造の持つ装飾が少なくて水平に伸びやかに広がる空間を抽出して取り入れた。また皇居を建てる際、新年一般参賀などで多くの国民が集まる東庭を作るために建物を南向きに配置する「天子南面」を採用しなかった。さらに一般参賀の時に皇族方が並ぶ長和殿のベランダは驚くほど低い作りになっており、一般参賀に訪れる国民との距離が近くなるようになっている。吉村の基本設計後、建設は多くの人に引き継がれ、現在の宮殿は昭和43年の秋に完成した。

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二重橋物語

二重橋は元々は奥にかかる橋だけの呼び名で木造だったころ橋げたが二重だったから。やがて奥の橋は鉄製になり二重の橋げたではなくなった。

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宮殿では飲食を伴う行事も行われる。晩餐会や昼食会で出されるのは明治以降、フランス料理が伝統。昼食会のテーブルセッティングでは近年新たに箸が加わった。日本酒のグラスは江戸切子を使用。晩餐会のテーブルセッティングは昼食会とやや異なる。添えられるのは赤と白のグラス。赤は白ワイン用。グラスにはグラヴィールという手法で模様が施されている。グラヴィールの手法を紹介した。宮殿の役割の1つが来訪客をもてなすこと。絵は季節や行事に応じてかけかえられる。豊幡雲は綴織で作られている。綴織は横糸を手で織り込む。遠近感を出すために糸の質感を変える工夫もされている。

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江戸の名残

元々江戸城だった皇居。いま、宮殿がたっている場所は、天守などがあった本丸ではなく、西の丸だった。日本最大の城だった江戸城。石垣は他の城と比べて大きく高い。石組みも多彩だ。全国の大名が幕府の命令で、建設に参加した。担当した大名を示したり、印が刻まれている石もある。桜田門外の変で知られる桜田門。当時の姿で残っている。江戸城の門の多くは、2つの門がひとつになった枡形門。敵を閉じ込め一網打尽にするためだ。西の丸の通用門だった坂下門。いまは宮内庁などへの行き来に使われる。

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庭園

皇居のみどころのひとつは庭園。場所によって趣が異なる。庭を支えるのが宮内庁庭園課の職員。小林さんは、松の枝を古葉ふるいをするという。赤茶けた葉や古い葉をふるって、新しい葉で見栄え良くする。こまやかな手入れが景観を支える。正殿の前に広がる中庭。即位礼正殿の儀では、のぼりが立てられた。白い玉石が敷き詰められている。白梅と紅梅が植えられている。昼食会などが開かれる連翠。北側に枯山水、 奥に緑豊かな景観。佐渡の赤石が置かれている。赤石には邪気を払う力がある。仕切り壁を下げると東西に表情の異なる庭を楽しめる。モダンな池が広がる。南には南庭。大刈込は見どころだ。いろいろな樹種を入れている。四季折々、楽しめるようになっている。裏から見ると林になっている。

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季節ごとに表情が変わる大刈込。春にはつつじなどが咲く。高低差を利用して水が流れる。周囲は雑木林となっている。里山を意識している。手入れにも伝統がある。人の手が入ったのがわからないようにしているとのこと。自然に手を入れ、自然を表すという。宮殿の各所に盆栽が置かれる。行事ごとに宮中を飾る。皇居内には盆栽の管理を専門にしている場所がある。黒松の手入れをする。古い葉をとる。樹形を維持している。手入れをしているように見えないようにしている。盆栽の基本は形を整えることだが、自然な樹形につとめている。皇居には時代を経て受け継がれている盆栽がある。樹齢390年の黒松もある。国賓を迎えるときに設置される。鉢は琉球焼。明治の終わりに運ばれてきた。樹齢600年を超える盆栽もある。見栄え良く差し出せるように心がけているという。鉢を保管する倉庫もある。

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年末には大事な作業がある。新年にお飾りする春飾りの鉢を選ぶ。20の鉢を選ぶ。御所、宮邸などに飾られる。梅の木を選ぶ。樹齢150年を超えるものも。紅梅と白梅のバランスを見極める。松と竹も加える。どれも皇居内で育てた。配置の仕方に決まりはない。より美しく見せる工夫が必要だという。坂下門へ向かう。苔をとる。土を隠すという。解体したとき、なるべく同じところに戻しているとのこと。春飾りは三が日が過ぎるともとの状態に戻される。皇居の自然をひと鉢に凝縮したような春飾りだ。

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(エンディング)
エンディング

皇居にはお正月にはいろいろな場所へ入れるという。皇居ランに行ってくるという。

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次回予告

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