スピードスケート高木美帆選手について。冬のオリンピックで日本選手最多となる7つのメダルをもつレジェンド。15歳で初出場してから16年。4大会目となる今回、いまだ手にしていないどうしてもほしいタイトルがあるという。それは世界記録をもちながらもオリンピックでは頂点に立てていない1500m。4年前は2位となった。1500mは短距離のスピードと長距離のスタミナの両方が求められる種目。高木選手は金メダルを狙うため、海外の1500mのトップスケーターを集めた。技術を学び合い、切磋琢磨する環境を作った。一緒に滑りながらスタミナの消耗を抑える方法を研究。また、スピードを高めるため、男子選手の加速練習にピッタリついていく練習も行う。競技人生初の挑戦となるブレードの変更も行った。今シーズン初戦、高木選手は以前のブレードに戻していた。そして優勝したものの納得できずにいた。ようやく光が刺したのは12月のワールドカップ。姉の菜那さんは「あとは感覚とかきっかけをつかめるかどうか」と話す。高木美帆選手は「自分が最高だと思える景色を見たいから、ミラノの舞台で最大の一発を出せるようにすべてをぶつけに行く場所にしたい」と思いを語っていた。
