今年3月の栃木・那須町長選挙では、現職の平山幸宏氏が新人の小山田典之氏を1票差で破り当選した。しかし、県の選挙管理委員会が行った再点検で2人の名字と名前が混在した票で名字が一致する候補者への有効票と判断するなどした結果、新人・小山田氏が2票差で上回り、現職・平山氏の当選を無効とする裁決をしていた。東京高裁は判決で2人の名字と名前が混在した票について、いずれの候補者の氏名を記載したのかが全く判断しがたい票について名字の一致する候補者に対する投票であると断ずることは相当ではないなどとして「無効票」と判断した。その結果、現職・平山氏の得票数が新人・小山田氏を3票上回ったため、裁決を取り消し、平山氏の当選を認める判断を示した。
