手は動かなくても絵は賭けるという思いで画家として活動する人。口で筆を加えて絵を描く梅宮俊明さん。頸椎損傷の影響で胸から下が麻痺している。腕もわずかしか動かすことができない。ヘルパーさんの補助が必要となる。母親と二人暮らし。食事も介助が必要だ。午後からは日課の絵を描く時間。鮮やかな色使いが特徴の梅宮さんの作品。口に筆をくわえて絵を描く。首の動きだけで筆を動かす。床ずれが出来てしまうので定期的に休憩する。体力的に一日に絵が描けるのは1時間程度。完成までには3カ月がら半年かかる。口と足で描く芸術家協会のネットショップに出展され利益の一部が収入になる。19歳の時に人生が一変。交通事故で頸椎損傷。医者に40歳以上は生きられないといわれた。2年の入院、3年のリハビリ。車いすで日常生活を送れるようになった。父親が亡くなった。このままではいけないと思ったという。絵画教室に通い始めた。口で描いている人がいるという。最初の作品はハワイのワイキキビーチを描いた。絵の世界へ没頭した。生きていく証しだと思ったという。出会えてよかったとのこと。小学校で絵の実演をした。子どもたちはお礼の手紙を描いた。三菱電機ビルソリューションズの研修施設へ出かけた。「口と足で表現する世界の芸術家たち」という絵画展に出かけた。梅宮さんは絵の実演をするという。お客さんと話すことが楽しみだという。10月の展覧会での公開を目指している。
