立憲民主党の野田代表は「政治とカネの問題を忘れないでしっかりやり抜くことが大事」などと述べ、定数削減と政治とカネの問題を「同時に議論しても良い」との考えを示した。一方、公明党の斉藤代表は「50議席削減するならば小選挙区30、比例区20が妥当」と主張し比例代表の削減論をけん制した。共産党の小池書記局長は「少数意見、少数政党を排除して多様な民意の反映を一層困難にしてしまう」と定数削減そのものを批判。JNNが去年の衆院選の結果をもとに比例代表の定数が削減された場合を試算。公明党や共産党、少数政党が大きく影響を受ける可能性があることがわかっている。
