ことし8月に行われたeスポーツのワールドカップで世界3位に輝いた、富山出身のプロゲーマー・立川透さん(27歳)を取材。立川さんが主戦とするのが、全世界で累計売上本数5500万本、カプコンが1987年に業務用ゲーム機として登場させた対戦格闘ゲームの金字塔ストリートファイターの最新作。サウジアラビアで開催された賞金総額が世界最高額の6000万ドル(約94億円)EWCの「ストリートファイター6」部門に出場し、3位・約1095万円を手にした。立川さんの収入源は大会での賞金、所属チームスポンサー料、ゲーム動画配信の広告料・投げ銭など多岐に渡る。立川さんは浄土真宗本願寺派・浄教寺(富山・小矢部市)の二男。父の影響で中学・高校は吹奏楽部に所属していた。18歳でプロゲーマーの道へ。今年行われたストリートファイターの日本最高峰リーグ戦に大将として出場しチームを勝利に導いた。来年3月に開催される優勝賞金約1億5000万円「カプコンカップ」出場を目指している。