山形県飯豊町では、道の駅いいでが防災拠点となった。国土交通省から防災道の駅に指定された。2022年8月には、記録的な大雨に見舞われた。線状降水帯が発生していた。飯豊町では24時間の降水量が306ミリとなった。平年の8月1か月分の降水量の1.7倍だった。水道管が取り付けられた橋が崩落。飯豊町全域は断水。SNSで道の駅いいでへの避難を呼びかけた。およそ100人が避難した。道の駅の駅長の安達さんは、広間を避難場所として活用した。避難者は県外の人だった。新潟方面に抜けられなくなった人たちだ。防災拠点としての設備が活躍。水洗トイレも使用することができた。自家発電設備も設置されている。非常用電話もある。携帯電話の充電器もある。 防災訓練も実施。迅速な対応もできたという。感謝の手紙をもらったという駅長さん。避難場所として広く周知することも求められている。