小豆島ヘルシーランドでは妖怪美術館に力を注いでいる。古い建物をめぐりながら妖怪をテーマにした作品を楽しめる美術館で子どもが恐れそうな妖怪や現代アート風のポップな妖怪も。この施設生まれた理由には小豆島が抱える深刻な問題があった。小豆島の迷路の街エリアは空き家が50%ほどでそれを解決したいということもありアートを中心とした活動で賑わいを取り戻そうと活動が始まったという。観光客はやってくるものの定住者は減少傾向にある。そこで妖怪美術館が指導し空き家などをリノベーションする日々が続いた。開始から4年かけてオープンしたが、展示品の収集などの立役者となったのは妖怪美術館の館長で妖怪画家の柳生忠平さん。柳生さんの兄だという。当初は品も少なく規模も小さかったが妖怪造形大賞というコンテストを開催したことで作品が集まり、妖怪美術館が出来上がっていったという。今では900体以上の展示ができるまでに。