県内有数のお茶の産地・宇部市で栽培が難しい高級茶・玉露が商品化されきょうお披露目された。玉露の栽培は宇部市の小野茶業組合が山口大学と共同でことし始めて商品化。玉露は茶葉の収穫前に茶畑に日光を遮るネットをかけ苦みを抑えるアミノ酸を増やし甘みを強める高級茶で、日光を遮るタイミングの見極めなどが難しいとされている。お披露目会では山口大学の谷澤幸生学長が試飲し特有の旨味を味わった。茶業組合では、茶の栽培を研究している山口大学の柴田勝教授のアドバイスをもらいながら約60キロの玉露を生産したという。この玉露は宇部市内のJA店舗のほかインターネットで販売される。