群馬の山の中で暮らすはらださんの家を訪ね、話を聞いた。鶏を飼っており、養蜂もしている。畑では30種類以上の野菜や穀物を栽培して自給自足を目指している。食事に菜の花のからし和え、猪のヒレカツなどを作り、スタッフにも振る舞ってくれた。1964年に千葉・八千代市で生まれたはらださんは、地元の高校に進学すると文子さんに出会って交際を始めた。法政大学経済大学に進学し、紙の専門商社に就職。その後出版社の営業職になった。文子さんと結婚して3人の子どもが生まれた。社長が雑誌を出したいと言い出して発刊したが3号で廃刊。責任を押し付けられ編集部に異動になった。書き手と協力して制作した作品が好評になった。そのタイミングで編集部長を解任されて窓際族に追いやられ、精神的に不安定になった。37歳で自ら出版社を立ち上げ、40歳で小説家デビューした。KADOKAWAから出版依頼があり、書いた小説は全国の書店に並び大ヒット。解説にはあさのあつこ、帯には遠藤保仁選手、中村憲剛選手、内田篤人選手のコメントが載せられた。これまで50冊以上の本を出し、累計部数は100万部超え。現在書いている小説「山に抱かれた家」シリーズの主人公がやるであろうことを自分で先回りして体験しているという。
