壱角家 池袋西口店は3フロアの大規模店舗となっていて、名物のラーメンは950円。注文は券売機で行い、着席すると油の量などの好みを聞かれ、麺を茹でる工程は好みの固さごとに機械化されているなど、7分以内であり3分程度で出店できる。基本的に2歩で届く場所に全てのものが配置されていることで楽に移動できるのだという。運営母体のガーデンは山下本気うどんなど11の業態を営業するとともに、駅近くの1エリアに集中して出店する戦略を取ってコストダウンを実現している。新宿駅であれば系列店が20店舗以上存在しているという。壱角家は平均営業利益率が22.3%にのぼっているという。交差点の角や間口が広い場所は看板の効率が高いので狙い目だといい、不動産専門の部署を設置して交渉を優位に進めている。川島賢社長は時価総額ナンバーワンが目標であり、海外に通用する企業を目指したいと話している。