奥多摩をはじめとした山岳地帯の一部を管轄する青梅署は、クマの生態などを研究する東京農業大学の山崎晃司教授とともにクマに遭遇した想定で撃退用のスプレーを使って訓練を行った。山崎教授によると、スプレーはクマの顔の高さに合わせて適切な距離から噴射すると効果があるという。東京都環境局によると、2023年4月からの1年間でクマの目撃件数は211件に上り、前の年度より17件増えている。山崎教授は「クマスプレーは最後の手段で、クマの出没状況を調べ、クマに遭遇しないことが最も重要だ」としている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.