天皇皇后両陛下は2日間の岐阜県への訪問を終えられた。きのう午後、両陛下は各務原市にある「航空宇宙博物館」を訪れ、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大の模型を視察された。両陛下は宇宙飛行士・山崎直子さんに「大気圏に突入するときはどのような感じなんですか」などと尋ね、「私たちも天体望遠鏡で土星を見たりしました」と明かされた。また、小型の人工衛星を設計している高校生から説明を受けると、皇后さまは「本当。すごい」と関心されていた。両陛下は、おととい岐阜入りし国民文化祭の開会式に出席された他、障害者の芸術展にも足を運び、作品に取り組む人々と交流するなど2日間の訪問を終えられた。