山形県沖が震源で山形県鶴岡市で震度6弱を観測した地震から今月18日で5年となった。鶴岡市課税課の小松隆主査は地震発生直後被害が大きかった小岩川地区でり災証明書の発行に向けた現地調査を担当した。り災証明書は1000件を超え対応に困っていたところ、救いの手を差し伸べたのは熊本市職員。平成28年の熊本地震の経験から現地調査のノウハウを持っていたという。小松は熊本市の職員から学んだ経験が評価され、山形県が新潟市に派遣した県や市町村の職員20人に選ばれた。小松はり災証明書発行に向けた現地調査を担当。小松は2つの地震から学んだことをメモに残した。そしていま経験を同僚に共有するためのマニュアル作りを進め、組織として対応力の強化を目指す。