東日本大震災発生当時、小学5年生だった男性が成長して町の職員となり、能登半島地震の被災地に派遣され支援に奮闘している。石川県輪島市役所に勤務する山田町の職員・福士悠太さん。応援職員として派遣され、能登半島地震で被災した建物の公費解体の事業を担当している。東日本大震災で山田町は多くの自治体から応援職員の派遣を受けていて輪島市もその1つ。震災発生当時小学5年生だった福士さんが町の職員を志したのも震災がきっかけだった。自宅が津波に流され地域の避難所で暮らしながら避難した人達を励ます学校新聞の制作に携わった。こうした経験から復興に携わる仕事がしたいと考えるようになったという。福士さんと共に公費解体の事業を担う端圭一郎さんは2014年から1年半、輪島市役所から山田町役場に派遣されていた。今回は応援される立場。福士さんが輪島市に派遣されて感じたことは災害により被害の状況や復興の道筋は異なるということ。輪島市の公費解体は離島や道路が開通していないなどの理由で着手できていない600件を除き昨年末に終了。復興に向けたスタートラインにたった。福士さんは復興したいという思いに少しでも力になれればなりたいなどと話した。恩返しの気持ちを胸に復興に奮闘している。
