春節真っ只中の中国だが、日本を訪れる中国人は減少している。北京ではロボットが“祝いの舞”を披露。中国企業が開発したというヒト型ロボは、国営放送の特番でも俊敏な動きを披露した。ロボットとAIの力を世界にアピールする中国だが、春節の連休中に大きな存在感を示すのが、中国から各国へ飛ぶ観光客。バンコクの商業施設では春節を祝うイベントが行われており、官民をあげて観光客の誘致に動いている。タイ政府は「中国とタイはひとつの家族」というスローガンを掲げ、割引キャンペーンなどを展開。日中関係が冷え込むいま、タイはビジネスチャンスを迎えている。同じくチャンスを迎えているのが韓国で、今年は春節の連休中、韓国を訪れる中国人が前の年より4割以上増加する見通し。中国の大手旅行サイトによると、人気の旅行先1位はソウル。日本はトップ10から外れている。政府観光局によると、先月日本を訪れた外国人旅行者は359万7500人となり、前の年の同じ月と比べ4.9%減った。中国からの団体ツアーがメインだったホテルは、深刻な状況に陥っている。岩崎肇運営責任者によると、売り上げは数千万単位のマイナスだという。中国以外の客の取り込みに向け、対策を急ぎたいとしている。
