小田凱人選手が登場しウィンブルドン選手権の優勝トロフィーを持参してくれた。小田選手は車いすを始めて7年目で史上最年少でウィンブルドン選手権を制覇した。基本動作がチェアワークでそれを行いながらラケットを持つ必要がある。サーブは時速160kmで打ち出され、車いすがブレない体幹などが必要となる。小田選手は2006年5月に誕生。名前はパリ凱旋門が名前の由来で凱をあげる強い男にと願いがこめられた。夢はサッカー選手だったが9歳の頃に足に異変が起き、骨肉腫と診断される。12時間手術の結果15cmの人工骨を埋め込んだ。あまりの痛みでずっと泣いていて手術前はサッカーに戻ろうと思っていたもう無理だと思い辛かったという。そんな時に目撃したのが国枝慎吾選手だった。車いすでプレーする姿を見て自分もこうなりたいと思いリハビリに打ち込んだ。お年玉では人生初のラケットを購入し毎日素振りをしていた。
11歳の頃、イベントで国枝選手にであるチャンスが訪れるが腫瘍が肺への転移が確認され手術日がイベント開催日で手術日を伸ばしてイベントへ行ったという。小田選手は弱い気な自分に打ち勝つのを目標としどうにか病気に勝ちたいとメンタルトレーニングと毎日の素振りなどの努力を行ってきた。大会で優勝後日本で初めてジュニア国際大会を主催した。