訪日外国人の1人あたりの旅行支出は2024年の1位・イギリスで約38万3,000円(13.2泊)。旅行支出の中でも買い物に使った費用が多かったのは2024年・1位の中国で約11万9,000円、2位:香港が約8万8,000円。中国人観光客と言えば「爆買い」。2014~15年頃、銀座・秋葉原周辺の家電量販店などでは大型の観光バスが道路に駐車され、炊飯器・空気清浄機などの爆買いが話題となった。現在も買い物人気は変わらないが、「着物の着付け体験」など”体験もの”も注目されているという。また、「予算に上限なし」という人も多い。人気の観光スポットでは1位に白川郷(岐阜)、2位が清水寺(京都)、3位が東京ドーム。白川郷が人気の理由は伝統的な集落と合掌造り。雪が積もった景色が高評価を得ている。また、岐阜県は各地への移動も簡単なため「交通のハブ」としても人気。さらに「SHOGUN 将軍」が話題となったことで、岐阜県でできる戦国時代体験も人気を集めている。注目スポットとして「SHIBUYA SKY」も挙げられる。また、買い物ではかぜ薬・湿布・のど飴などの医薬品、「ニューヨーク パーフェクト チーズ」などの菓子も人気。海外からの旅行客が多いことでインフルエンザ患者も増加している。旅行客に聞くと流行していることを知っており薬を持ってきている人、「ワクチンを打っているから大丈夫」という人もいる。都内にある東京ステーションインターナショナルクリニックでは年末年始、外国人患者は1日70~80人でそのうち20~30人がインフルエンザ陽性だったという。直近での患者数を聞くと金川医師は「外国人のインフル患者は現在1日4~5人に減りだいぶ落ち着いてきた。しかし春節になるとまた増える可能性も」とのこと。ちなみに中国人にとって中国の薬より日本の薬の方が信頼度が高いという。
住所: 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原