南海トラフ巨大地震などの大規模災害を想定し、避難所などで迅速に食事を提供出来るようにする為、瀬戸内市はキッチンカーを運営する事業者団体と協定を結んだ。協定の締結式では黒石健太郎市長と岡山県キッチンカー協会の水谷勝代表理事が協定書を交わした。締結式の後、キッチンカーによる炊き出しのデモンストレーションが行われ、市の職員や市民たちに振る舞われた。瀬戸内市によると県キッチンカー協会には現在56の事業者が加盟しており、大規模災害が発生した際に市の要請でキッチンカーによる炊き出しを行うことが盛り込まれている。炊き出しにかかる費用のうち、市は材料費を負担する。協会によると自治体との同様の協定は県内で6例目。