- 出演者
- 鈴木貴彦 比田美仁 三條雅幸 一柳亜矢子 漆原輝 木花牧雄 坂下恵理 藤本貫太郎 豊田晴萌 熊谷秀人
石川・奥能登地域では明治維新以降の戦争の戦没者などを追悼するため地域ごとに慰霊碑が建てられているが、能登半島地震の影響で倒壊するなどの被害が各地で相次いだ。このうち自治体が把握しているもので、輪島市では19基のうち14基が、珠洲市では21基のうち19基が被害を受けたままで修繕が必要になっている。国は慰霊碑の修繕や埋設のため、工事を行う自治体に100万円を上限に費用の半分を補助する制度を設けているが、地震後の県内からの申請は珠洲市の5件にとどまることが各地の自治体への取材で分かった。ただ5件のうち4件は撤去や規模を縮小する申請で、再建に向けた申請は1件にとどまっており、被災地の人口減少が進む中で持続可能な戦没者の慰霊のあり方が課題となっている。
石川・輪島市門前町黒島町にある若宮八幡神社の神輿は能登半島地震の被害を受け、兵庫・姫路市の宮大工の福田喜次さんが無償で修理を引き受けた。神輿は大きく壊れていたが約8か月かけて修復され、昨日午後地元に戻った。今日は黒島町の公民館に福田さんや地元住民など40人余りが集まって祝いの式典が行われ、黒島町の川井隆三区長から福田さんに感謝状が手渡された。この神輿は8月17日・18日の2日間行われる黒島天領祭で2年ぶりに披露されるという。
倉敷市児島の児島マリンプールで交通安全トラックが披露された。警察官や交通安全協会など40人が参加した。岡山県交通安全協会のキャラクターの交通ルールを学ぶ宇宙人「うちゅーい」が描かれた。トラックは倉敷市の運送会社が所有する2トントラックで児島と玉野で毎日運転している。警察によると県内では夏休みが始まった今月19日から昨日までに、中学生と高校生の自転車事故が4件起きている。
南海トラフ巨大地震などの大規模災害を想定し、避難所などで迅速に食事を提供出来るようにする為、瀬戸内市はキッチンカーを運営する事業者団体と協定を結んだ。協定の締結式では黒石健太郎市長と岡山県キッチンカー協会の水谷勝代表理事が協定書を交わした。締結式の後、キッチンカーによる炊き出しのデモンストレーションが行われ、市の職員や市民たちに振る舞われた。瀬戸内市によると県キッチンカー協会には現在56の事業者が加盟しており、大規模災害が発生した際に市の要請でキッチンカーによる炊き出しを行うことが盛り込まれている。炊き出しにかかる費用のうち、市は材料費を負担する。協会によると自治体との同様の協定は県内で6例目。
那覇市おもろまちにあるうなぎ料理店では、土用の丑の日に合わせて多くの弁当の注文が寄せられ、今朝早くから仕込み作業に追われた。コメの価格や人件費が高騰する中、店では新たに仕入先を開拓するなどして弁当やメニューの値上げを回避している。きょうは普段の5倍程の約150子のうなぎ弁当の注文があった。また、ランチやディナーの予約席も開店前の時点でほぼ埋まっている。
秋篠宮ご夫妻はきのう、東京・港区の赤坂御用地にある建物で、次女の佳子さまと長男の悠仁さまと共に、沖縄から来た35人の豆記者と30分程懇談された。今回で60回目の豆記者は沖縄本土復帰前の昭和37年に沖縄と本土の小中学生の交流を目的として始まった。昭和は上皇後夫妻、平成は天皇皇后両陛下がそれぞれ皇太子夫妻として交流された。令和になってからは皇位継承順位1位の皇嗣の秋篠宮さまと紀子さまが受け継がれている。佳子さまは今回が初めて、悠仁さまは6年前以来2回目の交流となる。側近によると豆記者の取材活動の他、沖縄の自然や文化などについて言葉を交わされた。
下関市にある海響館は去年12月から休館し、施設の改修工事を行っていた。改修後、海響館には新たな展示施設として、カリフォルニアアシカの様子が間近に見られて繁殖施設の機能もある「ひれあしビーチ」が設けられた。また、下関を代表する魚のフグについてより詳しく知ってもらおうと、標本や映像を集めた「フグペディア」と名付けられたコーナーが新たに儲けられた。海響館はあすリニューアルオープンする。
岩国市にある国の名勝「錦帯橋」の周辺にある公園できょう、地元の高校生や住民がボランティアで清掃活動を行った。清掃活動は錦帯橋周辺を綺麗にして訪れる人に気持ちよく散策してもらおうと夏休みのこの時期に毎年行われており、地元の4つの高校の生徒や住民約110人が集まった。参加者は3つの班に分かれて錦帯橋のすぐ近くにある吉香公園で午前9時過ぎから1時間ほど清掃活動を行い、公園内を歩いてゴミや落ち葉を拾ったり、雑草を抜いたりした。岩国市は午前10時までの最高気温が32℃になるなど朝から気温が高くなっており、参加者は時折日陰に入って水分補給しながら園内を綺麗にしていた。
上越市では正善寺ダムの貯水率がきょう午前10時時点で12.4%まで減っており、市はこのダムから水を供給している市の中心部を節水対象区域として、住民に40%以上の節水を呼びかけている。こうした中、上越市ではきょうから節水対象区域の住民を対象に、区域の外にある市の温浴施設8か所を無料で解放する取り組みを始めた。
高松市は、民間に管理を委託している道の駅について、燃料費などの上昇に伴って市が委託先に払う管理料が増えていることから、市の公的施設としては初めて管理料を支払う必要がない新たな方式に切り替える方針だ。高松市香南町にある「香南楽湯」は、温浴施設を併設した道の駅で、現在は「指定管理者制度」のもとで民間に管理を委託している。高松市は、「香南楽湯」の運営に「コンセッション方式」と呼ばれる新たな方式を取り入れる方針。「コンセッション方式」は、市が施設を所有したまま運営権を設定して民間に委ねるもので、これまでのように市が管理料を支払う必要がない一方、事業者側は運営の自由度が高まり、民間のノウハウを活用して収益性が上がることも期待される。コンセッション方式が導入されれば、高松市の施設としては初めてのケースとなる。高松市は、「今後は、地域住民の理解を得ながら、事業者の公募に向けた準備を進めたい」としている。
国の史跡に指定されている丸亀市の前方後円墳「快天山古墳」の石の棺、石棺のふたに新たなひびが見つかったため、市の教育委員会は75年ぶりにふたを外して、保存や整備に向けて詳しい調査を行うことになった。丸亀市綾歌町にある国指定の史跡、「快天山古墳」は、4世紀中頃の前方後円墳で、後円部には石をくり抜いて造られた3つの石棺が埋められている。昨年度の調査でこのうちのひとつ、「3号石棺」のふたに新たなひびが見つかったため、市の教育委員会はふたを外して保存や整備に向けて詳しい調査を行うことになった。石棺のふたが開けられたのは75年ぶりで、市の委託を受けた奈良県の元興寺文化財研究所の職員らが慎重にクレーンでつり上げて運び出しした。史跡快天山古墳保存整備委員会の丹羽佑一委員長は「今後の保存整備の方法を検討するうえでポイントになる作業だったので成功裏に終わり、非常に満足している」と話す。快天山古墳では来月23日に一般向けの現地説明会が開かれ、ふたを外した状態の石棺を見学できる。
宮崎県内で去年、生産されたスギの丸太はおよそ173万立方メートルと、34年連続で全国で最も多かったことが農林水産省のまとめでわかった。農林水産省によると、県内で去年1年間に生産されたスギの丸太は172万8000立方メートルで、前の年から11万8000立方メートル減った。それでも2位の秋田県の137万8000立方メートルや、3位の大分県の83万5000立方メートルを大きく引き離し、都道府県別では最も多くなった。宮崎県のスギ丸太の生産量が日本一になるのは34年連続だ。一方、スギ以外の樹種も含めた木材全体の生産量では北海道が全国トップ、宮崎県は2位。近年は住宅価格が高騰し、消費者の住宅購入意欲が薄れた影響で、スギ丸太の需要も一時に比べ減少傾向だという。河野知事は「34年連続日本一の偉業を達成したのは先人たちのたゆまぬ努力のたまものだ。伐採が進むなか、豊かな森林資源のバトンを責任を持って次の世代へと受け渡していくことが大切で、県民一丸となって取り組みを進めていきたい」とコメント
津市の様子を映した。きょうあすともに東海地方は猛烈な暑さとなる。
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気象情報を伝えた。
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ユニバーサルツーリズムについてのリポート。香川県高松市にユニバーサルツーリズムをコンセプトにしたホテルがオープン。部屋はぜんぶで5つ。必要に応じて介護ベッド・手すりなどを用意。看護師の中村千明さんは、訪問看護の会社を経営。自らも看護師をつとめている。地域の医師やケアマネージャーと連携し24時間、ホテルへ駆けつけるシステムを整えた。必要なぶんの支援を選びコストダウンする仕組みも整えた。医療・介護の両面サポートは、全国的に珍しい。西定子さんはこのホテルを利用。脳梗塞で身体の左に麻痺がある。介護ベッドや手すりが必要だ。十年以上、旅行をあきらめてきたという。粟島で育った西さん。故郷の景色を見たいために旅行をすることに。西さんのために必要なサポートを開く会議が開かれた。それぞれの立場から意見が交換された。香川に来るのは13年ぶりだという西さん。4時間で目的地に到着。そしてホテルへ。看護師が心拍や血圧などをチェック。ベッドは西さんが使っているものをレンタル。今しかないから来たという西さん。来てよかったとのこと。看護師の中村千明さんは夢を実現できる手伝いをしたいという。
取材した「誰でも安心して旅を」の内容について。三條雅幸キャスターは「症状によっては旅先での急変が心配されたいというケースもあると思うが、そういったこともなく安心して旅を楽しめる環境が整っていけば、人生の広がりなどに大きく影響していきそう」などコメント。取材したホテルでは支援が必要な場合事前に宿泊者の症状などを聞き取るだけではなく主治医などとも連絡をとって対応しているという。
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村上市は笹川流れでカヤックツアーが体験できる。カヤックで進むとイワユリを見ることができる。ガイドのオススメは波の穏やかな日にしか入れない洞窟。夏の笹川流れで外せないのが岩ガキで、ぷりっぷりで大きな身が特徴。また、塩作りも行われていて海水から作っている。昔ながらの製法にこだわり、まきも地元の木材を使用している。
きょうのキニナル!は大分・日田市で最高気温40℃の予想というニュース。三條キャスターは「夏が長い。明日からようやく8月。ダムの貯水率の影響とかも伝えられているが今回の津波警報のときに避難先での熱中症対策についても取りざたされた。どう対策をしていくか考える必要があるとも感じた」などコメント。