先週木曜日、岡山県の伊原木隆太知事が特に力を入れると宣言した少子化対策。「新年度当初予算案の一般会計の総額約7506億円のうち約199億円を少子化対策に充てるとしている。その中で新たに組み込まれた項目が賛否を呼んでいる。岡山県の出生数は最新データで1万2371人。子供の数は他の都道府県同様に右肩下がりで減っていて過去最低を記録している。岡山県は若者が結婚や子育てなどを考えるきっかけになるよう同窓会の開催経費を補助する市町村に補助金を出すという。30代程度までをターゲットとし支援していく予定だという。この異例の支援に対して東京で話を聞くと「集まる場がないと結局はそういうことにもならない」等と多くが賛成の声だった。一方で岡山県民に話を聞くと「同窓会が少子化対策になるのかなっていう感じはする。それを悪用する若者っていうのは結構増えそうだなと思います」等と否定的な意見も聞かれた。番組は同窓会がきっかけで結婚したという男性を取材。現在24歳の男性は4年前に小学校の同窓会で再開した同級生と意気投合。交際から1年後に結婚したという。「「アプリで出会いました」と「同窓会で出会いました」だと聞こえが変わってくる。自分の親も向こうのことを知ってるし、向こうの親も自分のことを知ってる状態だったので、結婚までの流れは速かった。親もあの子なら大丈夫でしょうということは言ってくれました」と話した。そして2カ月前に長女も誕生。岡山県「同窓会開催への補助金」については「お金を出してくれて同窓会をやる機会を与えてくれるだけすごいありがたいんじゃないかなと感じる」と話した。県の担当者は「ふるさとに帰るUターンのきっかけになるというのもありまして、ふるさと回帰という良いメリットがあるので、ぜひこれをやってみようという話で、実際成功するかどうか分からないんですけどもチャレンジしてみようという」と話した。
住所: 岡山県岡山市北区内山下2-4-6
URL: http://www.pref.okayama.jp/
URL: http://www.pref.okayama.jp/