- 出演者
- 北向敏幸 原大策 兼清麻美 坂下恵理 塩崎実央 福田裕大 熊井幹 藤本貫太郎 石井晶也
オープニング映像。
21日の冬至を前に、クリにも勝る強い甘みが特長の山口市のカボチャ「阿知須くりまさる」の出荷が行われた。「阿知須くりまさる」は糖度が13度以上あり、およそ17の農家が冬至用のくりまさるの栽培を行っている。生産組合によると、ことしは夏の猛暑やイノシシによる被害が出て収穫量が去年に比べ3割ほど減ったものの、糖度は例年に負けない甘いカボチャに仕上がったという。今日で出荷作業を終え、直売所・県内のスーパーなどで販売される。
冬至を前に日之影町の特産のゆずを販売する恒例の直売市が宮崎市で開かれている。直売市は日之影町の農家などの生産者が新鮮な食材を楽しんでもらおうと、宮崎市の県庁前の楠並木通りで毎年、この時期に開いている。会場にはおよそ20のテントが並び、日之影町特産のゆずを市価よりも安く販売しているところやみそやジャムそれにようかんなどゆずの加工品をそろえたところもあり、大勢の人でにぎわっている。今年は夏の猛暑の影響で生産量が減少し、直売市のために用意されたのは例年より100キロ少ない900キロだった。
災害時に活用してもらおうと発泡スチロール製の容器の製造などを行っている日南市の企業「南郷包装」が非常用トイレを開発した。能登半島地震の教訓をもとに製作した。このトイレは消臭ポリ袋と凝固剤がそれぞれ30個付いて価格は1つ2680円となっていて、先月からインターネットで販売を始めている。今月からは日南市のふるさと納税の返礼品にもなっている。
総社市と広島県福山市を結ぶ第3セクターの井原鉄道でクリスマス列車の運行が始まり、沿線の矢掛町の保育園の園児約50人が早雲の里荏原駅と三谷駅の間を往復する列車の旅を楽しんだ。このクリスマス列車は、イベント用の車両の天井や窓に、あわせて1000個あまりのLEDのイルミネーションやクリスマスのオーナメントが飾りつけられている。カーブが少ない高規格の鉄道路線として建設された井原鉄道には、あわせて7つのトンネルがあり、クリスマス列車はこうした路線の特徴を生かして冬の旅を楽しんでもらおうと、毎年この時期に運行されている。
原爆被爆者の子どもや孫でつくる「岡山被爆2世・3世の会」の関係者が岡山県庁を訪れ、県の担当者に要望書を手渡した。この中では、被爆からまもなく80年となるなか被爆2世も高齢化が進み、遺伝的影響による健康不安が高まっているとして、被爆2世について国が県に委託して行っている健康診断に「がん健診」を加えることや、県として独自に医療費の助成を行うことを求めている。また、被爆3世についても健康診断の対象にすることなどを要望している。県の担当者は「国の責任で対応すべきことであり、類似の要求については知事会を通じて国に伝えている」などと応じた。
世界的に再ブームを迎えているアナログレコードを販売する催しがきょうから倉敷市のJR倉敷駅そば倉敷天満屋4階に設けられた特設会場で始まった。今回で17回目となるこの催しには、中国四国地方のほか、関東地方や東北地方から11の中古レコード販売店が出品し、名盤とあわせてこれからレコードを聴き始める人に向けた入門用のレコードプレーヤーも販売されている。近年、アナログレコードは世界的に再ブームを迎えていて、日本レコード協会によると、去年の国内での生産枚数は269万枚で、2014年と比べて6.7倍に増えたという。
クリスマスの喜びを多くの人と分かち合おうと、弘前市の中学生や高校生たちがきのう病院や教会などを訪れ、賛美歌とハンドベルの演奏をプレゼントした。弘前市の弘前学院聖愛中学・高校では、毎年この時期に歌でクリスマスの喜びを届ける「キャロリング」と呼ばれる行事を行っていて、きのうは有志の生徒たちおよそ80人が参加した。生徒たちは、2つのグループに分かれて病院と高齢者施設を訪問し、このうち弘前総合医療センターでは生徒たちが集まったおよそ100人の前で賛美歌や美しい音色のハンドベルの演奏を披露していた。このあと生徒たちは「日本キリスト教団弘前教会」の前でも、「きよしこのよる」などのおなじみのクリスマスソングなどを披露し、集まった人たちといっしょにクリスマスの喜びを分かち合っていた。
雪の季節を迎え、県内の国立公園の特別保護地区などにスノーモービルで許可なく進入する事案を防ごうと、国や警察などが注意を呼びかけるチラシを配布して周知を進めている。国立公園や国定公園の特別保護地区などでは、乗り物で進入することが原則禁止されているが、県内ではことし、十和田八幡平公園で許可なくスノーモービルを走らせたとして会社員ら10人が検挙されるなど対策が課題となっている。環境省や県、それに警察はこうした区域への乗り入れが禁止されていることを周知する活動を進めていて、きのうは担当者が青森市にあるスノーモービルの販売店を訪れ、乗り入れ禁止区域を示した地図付きのチラシを店長に手渡し、客に配布するよう要請した。
南国市で作られてきた漬物用の大根を知ってもらおうと、後免野田小学校の児童たちが収穫を体験した。南国市では1970年ごろに大根の生産が盛んに行われ、その後生産者は減ったものの農業生産法人が漬け物用として育てている。「はで木」と呼ばれる干し台にぶら下げる作業も体験した。児童たちが収穫した大根はおよそ10日間、天日干しにされたあと県内の漬物業者に出荷され、学校の給食で提供することも検討されているという。
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- 南国市立後免野田小学校南国市(高知)大根
ことし10月、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受けての緊急調査が那覇空港でも始まり、昨夜調査の様子が公開された。国は宮崎のほかに、過去に不発弾が見つかっている那覇、福岡、松山、仙台の空港で緊急調査をおとといから始めた。このうち那覇空港では航空機の離着陸が終わったあとの昨夜遅く、調査の様子が報道陣に公開された。滑走路脇のショルダーという場所で磁気探査が行われ機材を手にした専門の業者が深さ2mの範囲で不審物が無いか調べた。国土交通省によると、那覇空港は旧日本海軍の「小禄飛行場」として建設され、沖縄戦では米軍による猛烈な攻撃を受けたという。2020年には宮崎空港で爆発したものと同じサイズの不発弾が複数発見されている。今回の緊急調査は来年3月末まで行われる。
身近な食べ物に関心を持ってもらおうと、石垣市の保育園で園児たちが大豆からみそをつくる体験会が開かれた。みそづくりの体験会が開かれたのは、石垣市新川にある「にしのもり保育園」で5歳児クラスの園児が参加した。はじめに講師を務めたJAおきなわ八重山支部女性部のメンバーからみそは大豆に塩や米こうじを加えて発酵させて作ることなどの説明を受けた。仕込んだみそは、卒園前に行われる園内の催しでみそ汁を作って味わう予定だという。
今日このあとの全国の天気を伝えた。
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- 宇多津町(香川)
福島市は東北でも有数のりんごの産地。しかし出荷作業の中で毎年頭を悩ませるのが、色むらや傷など贈答品や店頭に並べるには見栄えが悪い規格外のものが出てしまうこと。規格外は収穫の3割にも及び、果樹園ではこれまで業者に格安で販売したり、自社でジュースやジャムにして売っていたが、それでも余った分は廃棄していたという。果樹園で課題となっている規格外を何とかしようと、福島市観光コンベンション協会・金澤千裕さんは3年前に観光キャンペーン「アップルホリディ」を立ち上げた。コンベンション協会が市内の果樹園と飲食店や宿泊施設を仲介し、果樹園で出た規格外のリンゴを以前と比べて20倍ほどの値段で取り引きしてもらい、各店舗で規格外を使った新メニューを開発して県内外の客に楽しんでもらおうというもので、ことしは49の事業所が参加した。アップルホリデイが始まったときから参加している飯坂町のカフェでは、キャンペーンの期間中果樹園から週に10キロから20キロほどリンゴを購入し、スイーツを提供している。果樹園の吾妻正一さんは、今まで廃棄していた分を事業者さんに使ってもらって付加価値が付いてくるのでお互いWin-Winの関係を保てると話した。
新潟県村上市では12月に伝統の鮭漁が最盛期を迎える。江戸時代から鮭の漁場として知られる三面川ではウライと呼ばれる柵が漁に使われる。産卵のために遡上する鮭を籠に誘い込む仕掛け。鮭は大きい物で重さ10kgにもなる。この日取れたのは21本だがこれでも例年より少ないという。三面川鮭産漁業協同組合・平田茂伸さんは、すごく取れた時は1回のかごで100本から200本取れていたと話す。獲れた鮭はその日のうちに隣の直売所で販売される。直売所では鮭の卵を取り出して専用の水槽でふ化させて稚魚を放流している。明治時代、青砥武平治が村上に支流を造って鮭が産卵をしやすい環境を整備して鮭の数を増やしたことで知られている。町では冬の風物詩“塩引き鮭”がみられる。村上の塩引き鮭はお腹の部分が繋がっているが、侍たちが村上を支えてくれる大切な鮭を切腹させてはいけないということで残したという。最後は村上自慢の鮭料理を紹介。氷頭という頭の軟骨は大根おろしと酢で和えると氷頭なますに。なわたと呼ばれる内臓は醤油とみりんで煮込む。1本の鮭が7品の料理に生まれ変わった。
和歌山県にあるロケット発射場から小型ロケット「カイロス2号機」がきょう午前打ち上げられたが上昇中にトラブルが発生し打ち上げは失敗した。開発した東京のベンチャー企業は先ほどから会見を開き今回の原因究明を行い再発防止策を講じるとしている。
エンディングの挨拶。
放送100年の告知。
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