- 出演者
- 福田光男 田中朋樹 田代杏子 瀬戸秀夫 佐々生佳典 一柳亜矢子 酒匂飛翔 白鳥哲也 浅野達朗 坂下恵理 小野文明 和田弥月 斉藤菜緒 石井晶也
一柳アナらによるあいさつ。
気象情報を伝えた。
札幌の中継映像。
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- 札幌(北海道)
ノーベル平和賞の授賞式から一夜。日本被団協の代表委員3人は、ノルウェーのストーレ首相と面会した。面会後の記者会見では、田中煕巳代表委員とストーレ首相が核兵器廃絶への思いを述べた。田中代表委員は日本政府の対応について「核戦争被害国という日本が先頭に立たなければいけない。政府に対してまず核兵器禁止条約を固めて、速やかに核兵器をなくすまで指導性を発揮するよう政府に要請したい」と述べた。
ノーベル平和賞の受賞から一夜明けたきのう、代表団の被爆者や日本の高校生がノルウェーの若い人たちに向けて「過ちを繰り返さない」という思いを伝えた。オスロ大学の講堂できのう行われた対話集会には現地の高校生や大学生などおよそ70人が集まり、長崎の被爆者で医師の朝長万左男さんと広島の被爆者の小倉桂子さんが講話を行った。このうち朝長さんは、原爆の熱線で背中に赤い大やけどを負った谷口稜曄さんなどの写真を紹介し原爆による人体への被害がいかに大きいかを伝えた。また、原爆投下後からがんや白血病の患者が増えていったことを示すグラフを示しながら「原爆の放射線の影響は生涯にわたって続くことをしっかりと覚えていてほしい」と訴えた。ノルウェーの首都オスロにある高校では、長崎で被爆した日本被団協・代表理事・横山照子さんがおよそ200人の生徒を前に原爆の悲惨さを証言した。
オスロにあるノーベル平和センターでは毎年受賞者に関連する展示を行っていて、12日からは日本被団協をテーマとした展示会が始まる。これを前に11日、広島と長崎の被爆者やノーベル委員会のフリードネス委員長などが出席して開会式が開かれた。日本被団協をテーマにした展示会は来年11月まで開かれる。
被爆後に海外に移り住んだ在外被爆者や高校生平和大使などがオスロの若者と交流するイベントに参加した。これは核廃絶に取り組むオスロの団体が開いたもので、現地の若者などおよそ80人が集まった。招待されたのは今はブラジルや韓国などに住む広島の被爆者3人と、核兵器廃絶を求める活動を続ける高校生平和大使の代表4人。
輪島市門前町の農家・大村正博さんは30年以上前から七面鳥の飼育に取り組んでいて、毎年クリスマスを前にしたこの時期に出荷のピークを迎える。きょうも早朝から夫婦で七面鳥をさばき、金沢や東京などに発送する作業を進めていた。元日の能登半島地震では飼育小屋が半壊と判定されたが、150羽ほどいた七面鳥に被害はなかった。一方、肉を卸していた能登地方の5軒の飲食店は地震で閉店したり休業したりしたほか、七面鳥の料理が提供されていた地元のイベントも開催されず、当初は出荷に影響が出ることを懸念していたという。しかし、取り引きのあった東京の5軒のレストランがクリスマス以外の時期も発注してくれるようになったため、ことしも例年並みのおよそ2トンの出荷を見込んでいるという。
クリスマス用の飾りとして人気があるユーカリの枝の収穫が、東温市などで最盛期を迎えている。ユーカリは銀色がかった緑色の葉や爽やかなハーブの香りが特徴で、クリスマスや結婚式などの飾りとして人気がある。東温市と松山市は全国有数のユーカリの産地で、このうち、東温市の桑原勝さんのおよそ5アールの畑では100本ほどのユーカリが栽培されている。JA松山市によると、ことしは夏の暑さと雨が少なかった影響で一部の木が枯れる被害があったが、10月以降日照時間が長かったことから例年どおりの品質に仕上がったという。
海上保安部や警察、税関では毎年年末年始に特別警戒や安全指導を行い、事件や事故の防止にあたっている。大分市の大分港で開かれた出動式には、大分海上保安部や大分東警察署それに門司税関大分税関支署から30人余りが参加した。最初に大分海上保安部の立道英樹部長が“帰省客や観光客の安全事故や犯罪の防止は大きな責務です”などと訓示したあと、それぞれの機関が出動報告を行った。そして、白バイやパトカーが出発したあと、海上では税関の監視艇に続き「年末年始特別警戒中」のメッセージが掲示された海上保安部の巡視艇が出動した。特別警戒では、旅客船の安全対策や運航が適切に行われているかなどを確認することにしている。
きのうから始まった「おおいた冬の事故ゼロ運動」に合わせて、けさ別府市立西中学校の1年生約20人がドライバーに手作りのお守りやチラシを配って交通安全を呼びかけた。
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- 別府市立別府西中学校別府警察署
雪の影響で道路で立往生した車を救出したりタイヤにチェーンを装着したりする訓練が岡山市で行われた。岡山国道事務所によると先月下旬、奈義町で鳥取県方面に向かう車の冬用タイヤの装着率を調べたところ35.5%にとどまったという。
横断歩道上での事故が増えていることから、岡山南警察署はオリジナルキャラクター「横断歩道マン」が登場し注意を呼びかけるユニークな動画を公開した。この動画は岡山南警察署が制作したもので、動画投稿サイトユーチューブで公開された。岡山県警察本部によると、県内でことし横断歩道上で起きた歩行者と車が関係する事故は先月末の時点で150件に上り去年の同じ時期に比べて7件増加しているという。岡山南警察署のコメント紹介。
島根県雲南市には1年を通して花火を作り、打ち上げている会社がある。花火師・平賀真人さんは、この道20年のベテランで1年を通じて30回程度島根県を中心に花火を打ち上げている。雲南市にある平賀さんの工房。花火の製造から打ち上げまでを一貫して行っているのは島根県ではここだけ。平賀さんが作業で大事にしているのが設計図。火薬の大きさや形重さなどを細かく記すことで自分の上げたい花火のイメージが明確になり美しい花火が上がる。平賀さんの花火にはある特徴がある。1か所ではなく同時に複数箇所から打ち上げるワイド演出。特に、空間に向かって斜めに打ち上げる扇状ななめ打ちは打ち方で形が大きく変わるため高い技術が必要。20年前、花火作りが盛んな長野県の花火会社に就職した。会社には、花火を作って打ち上げてほしいと島根県などほかの地域から依頼が来ることもあった。地方では花火会社の数が少ない所も多く島根県を代表する花火大会松江水郷祭でも県外の業者が打ち上げを担っている現状がある。平賀さんは地元の花火師が地域で打ち上げることにこそ意義があると感じている。島根県では唯一あった専門の花火会社が14年前に廃業しゼロに。平賀さんは、2016年に独立。あえて専門の花火会社がない島根県に会社を作り花火業界の現状を変えていくための一歩を踏み出した。出雲市で花火の展覧会を開き、花火玉の模型や花火の打ち上げに使う煙火筒などを展示した。大会当日。製造した花火がうまく開くのか実際はどう映るのか緊張の瞬間。
島根県雲南市の花火師・平賀真人さんの紹介。2人の弟子が修業中。平賀さんは、後進の育成にも力を入れて、島根県の花火文化を守っていきたいと意気込んでいた。展示会、転職に言及。
下関漁港地方卸売市場では捕鯨母船「関鯨丸」が、今月4日から6日にかけて北海道の根室沖で捕獲したナガスクジラの生の肉、およそ250キロが届けられ下関市の市場では初めて競りにかけられた。午前2時から競りが始まると威勢のいい掛け声とともに次々に競り落とされ尾びれの付け根辺りの希少な部位の尾の身は、最高値で1キロ20万円で競り落とされた。下関を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」はおよそ7か月間の漁を終えて今月17日に帰港する予定。
太良町のJR多良駅で山側から出入りできる多良岳口が新たに設けられるなど、西側エリアが整備され、記念の式典が開かれた。山口知事は「新しい駅が太良の拠点となるようみんなで盛り上げていきましょう」とあいさつした。町は今後、駅舎の改修を進め地域の活性化につなげたいとしている。
佐賀県沖の有明海で養殖された、のりの今シーズン2回目の入札会が佐賀市で開かれ出品枚数は去年からおよそ3割増えた。県有明海漁協によると今月に入って雨が少ないことなどからのりの成育にとっては海の栄養が不足する状況が続いているという。県有明海漁協・中島光販売部長は「次回の入札も期待したい」とコメント。