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- 和田哲 網秀一郎 北村紀一郎 八尋隆蔵 星野圭介 佐々木智一 高瀬耕造 千葉美乃梨 坂下恵理 木村穂乃 塩崎実央 宮崎浩輔 山本未来 和田穂佳
各地のニュースや話題を大阪のスタジオから伝えていく。今日は13時55分までの放送となる。
静岡市内のライブ映像を背景に、全国の気象情報を伝えた。
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兵庫県の斎藤知事は今日再選後初の県議会で、謙虚な姿勢で県政運営に臨むとした上で公益通報窓口の整備やハラスメントのない組織づくりに早期に取り組む考えを示した。兵庫県議会の定例会が今日開会し、斎藤知事は所信を表明した。その上でパワハラの疑いなどで告発された問題について「県民への説明責任を果たすことは極めて重要で、百条委員会などの調査に誠実に対応していく」などと述べた。定例会は今月13日まで開かれ、6日には各会派の代表質問が行われる。
20年あまり前に奈良県の遺跡から見つかり最古の鋳造貨幣とされた「富本銭」と、当時の歴史や文化を紹介する展示会が県立万葉文化館で開かれている。富本銭の他、 天武天皇ゆかりの品などが展示されている。このうち富本銭は飛鳥時代につくられた直径約2・5センチの銅製貨幣で、 1990年代後半に行われた明日香村飛鳥池工房遺跡の発掘調査で大量に見つかり、国内最古の貨幣として注目を集めた。この他展示会では平安時代にかけて鋳造された12種類の貨幣などもされている。展示会は今月8日まで開かれている。
雪のシーズンを前に、女満別空港で滑走路除雪の訓練が行われた。毎年12月に行われている滑走路除雪訓練、今日は除雪を委託されている会社の作業員およそ20人が参加した。訓練は最初の便が到着する前の午前6時から行われ、効率的に除雪できるよう14台の除雪車が隊列を組んで2500メートルの滑走路を2回走り、作業の流れを確認していた。また作業中の車がスタックしたことを想定した訓練も行われた。女満別空港には今月~来年3月まで作業員が常駐し1シーズンに約100回の除雪や融雪剤散布を行うということ。
釧路市動物園にメスのライオン「フウ」が新たに仲間入りし、先月7日に旭山動物園からうつされ、一般公開されている。フウは活発に歩き回り、訪れた人たちはガラス越しに迫力ある表情を眺めたり写真を撮ったりしていた。釧路市動物園でのメスのライオンの飼育は一昨年以来で、今後は園内で繁殖を目指すということ。また釧路市動物園では他、旭山動物園からシマフクロウ・シロテテナガザルもうつされ一般公開されている。
ことし全館での営業を再開した松山市の道後温泉本館で一年の汚れを落とし新たな年を迎えるための大掃除が行われた。地元の旅館協同組合のボランティアなどおよそ50人が参加した。参加者たちは本館正面の看板や軒先などの高いところの汚れを竹の先に笹の葉を付けた長さ約6mのほうきを使って払う「煤払い」を行った。館内では2階にある休憩室の欄間や照明を叩いたり、回廊と呼ばれる屋外に張り出した廊下を雑巾で拭いたりして1年の汚れを落とした。道後温泉本館のことしに入ってから11月末までの入浴客の数はおよそ37万人と去年の同じ時期と比べて15万人ほど増えている。道後温泉本館は年末年始も通常どおり午前6時から午後11時まで営業する予定。
海外でも人気の四国中央市のブランド盆栽「赤石五葉松」をヨーロッパに輸出しようときょう荷積み作業が行われた。明石五葉松は400年以上前から今の四国中央市で作られてきたブランド盆栽で、柔らかく鮮やかな色の葉や、優美な佇まいから盆栽の女王とも呼ばれている。国内での需要が低迷する一方、海外の人気が高まっており、今日は地元の生産者が集まり、ヨーロッパに出荷する為、コンテナへの荷積み作業が行われた。盆栽はスペイン・バルセロナ港まで船で輸送され、ヨーロッパ各地の愛好家たちに販売されるという。今回出荷されたのは372鉢で、全国的に有名な産地である香川県の鬼無地区や国分寺地区のものも含めて合わせて840万円ほどの売り上げになったという。赤石五葉松輸出振興組合・森高準一会長は「今後も海外で販売を拡大していき赤石五葉松を手に取った人には魅力を味わってもらいたい」などと話していた。
NHKのニュースサイトから特集記事「動物たちの謎を探るバイオロギングの研究現場に密着」を紹介。人が観察することが難しい海の中や空での生き物の生態を研究するために撮影する調査手法のことをバイオロギングという。30年近くウミガメの生態を調査している東京大学大気海洋研究所・佐藤克文教授の研究グループに密着取材した。定置網などにかかってしまったウミガメを海に戻すタイミングでカメラを甲羅に取り付ける。ウミガメの負担にならないように体重の3%以下の重さにして、かつ一定の時間が経つと外れる仕組み。ウミガメから切り離されたおよそ30センチの計測器を広大な海から回収する。バイオロギングでは水深や水温などの海洋環境のデータも得られることから将来的には台風の進路など気象予測に貢献できる可能性もあると考えられている。
きのうからマイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証を基本とする仕組みに移行したことを受けて、県内の医療団体が無料の電話相談を行っている。健康保険証の新規発行はきのうから停止されマイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証を基本とする仕組みに移行した。しかし、国によるとマイナ保険証の利用率は10月末で15%余りにとどまっている。無料の電話相談はきょう午後5時まで受け付けている。無料電話相談の番号は022-354-0610で、きょう午後5時まで受け付けている。
多賀城の創建からことしで1300年となるのに合わせて、多賀城市にある東北歴史博物館で特別展が開かれている。特別展では、多賀城ゆかりの国宝などの文化財およそ700点が展示されている。この特別展の来場者がきょう1万人に達したことから記念のセレモニーが行われた。1万人目となったのは多賀城市の男性。当時の役人の衣装を着た阿子島香館長から記念品として展示品の図録が手渡された。この特別展は多賀城市の東北歴史博物館で今月15日まで開かれている。
茨城県は人口減少対策として外国人の定住促進や働き手の確保などを政策の一つの柱に掲げていて、施策を強化していく客観的な資料とするため、外国人の住みやすさを示す「幸福度指標」を作成した。指標は、働く・住む・学ぶの3つのテーマごとに外国人を雇用している事業所の割合や自治体別の相談窓口の設置率、外国人生徒の学校の定員枠など14のデータを分析した。それぞれのデータが全国の平均値からどれだけ離れているかをポイントにして評価した総合点は全国で4番目に数値が高かったとしている。一方、全国平均と比べて日本語指導の体制が十分でなかったり、外国人労働者のうち失踪する人の割合が高かったりするなど、課題も浮き彫りになったということで、県は対策を検討することにしている。
輪島塗の技術を伝える輪島漆芸技術研修所は能登半島地震で被災したため、新入生の受け入れを延期していたが、例年より8か月遅れてきょう入学式を行った。入学式には新入生15人が出席した。
地震と豪雨で大きな被害を受けた能登地域の雇用を維持するため、厚生労働省は雇用調整助成金の特例措置を延長するとともに、企業に在籍しながら別の企業に出向する在籍型出向について新たな助成を始める方針を決めた。厚生労働省は働く人に賃金を払う出向元と出向先をそれぞれ助成し、助成率は大企業は3分の2、中小企業は5分の4とする方針。厚生労働省はこれらの対策について今年度の補正予算案に合わせて約4億4000万円を計上している。
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南海トラフ巨大地震で全国で最も高い津波が想定されている黒潮町の第3セクター「黒潮町缶詰製作所」は災害時の備蓄用の缶詰を製造している。この缶詰メーカーとホームセンターなどを展開する「フタガミ」がきのう、高知県庁で会見を開き、防災意識を高めるプロジェクトを発表した。プロジェクトでは地震発生時に早く逃げる行動につなげようと、「にげる」と書かれた新たな防災缶詰を開発する計画で、その費用をクラウドファンディングで募る。缶詰の中身は、町内で水揚げされたかつおと県産のコメを使った「かつおめし」で、寄付金は「かつおめし」の品質向上などに充てるという。来年9月からホームセンターで販売する予定。寄付の目標額は500万円で、「READYFOR」のサイトで来月27日まで受け付けている。
四万十町古市町にある菓子店では、店を訪れる人や地元の人たちに楽しんでもらおうと、2011年から毎年クリスマスを前に店の周辺をイルミネーションで飾りつけている。ことしは赤、青、白、黄色など約50万球のLED電球を使っていて、日が落ちて辺りが暗くなると店の周辺は華やかな明かりに彩られる。この中には高さが10メートルを超えるタワーが2つあり、訪れた人たちの人気を集めている。またイルミネーションのトンネルの先には白いリングと風船を置いたフォトスポットも用意されている。このイルミネーションは、来年1月15日まで毎日午後5時~8時まで点灯される。
経済的な理由や虐待などで実の親と暮らせない子どもたちの数は約4万2千人に上る。里親は、そうした子どもを家庭で受け入れて育てる制度。国は、家庭的な環境で子どもを育てることが大切だとして里親制度を推進しているが、里親と家庭で暮らす子どもは2割ほどにとどまっている。岐阜県で里親をつとめる女性の思いを紹介する。村瀬さんは2歳から高校生まで6人と暮らしている。これまで11人を受け入れてきた。村瀬さんが里親を始めたきっかけは子供時代に父親から虐待を受けたことだった。心がけているのは家庭での日常を共にすること。高校生のゆきさんは児童養護施設で暮らしながら8年間週末は村瀬さんの家で過ごし1年前からこの家で暮らすようになった。村瀬さんは「その子がなりたいと思っている道を進めるように力になってあげたい」などと話した。
警察は、飲酒や遠出の機会が増える年末を前に今月、交通事故や事件を防ぐ歳末特別警戒を行っている。きのうに出発式が益田市の益田警察署で行われ、これにあわせて、闇バイトの危険性を訴える石見神楽のオリジナルの演目が参加者に披露された。この演目は、益田市の石見神楽の団体がつくったもので、若者がスマートフォンで時給3万円の「闇バイト」を見つけ応募すると、強盗を行うグループに入ってしまい最後は逮捕される。舞い手の熱のこもった演技を見守った参加者は、大きな拍手を送っていた。
県西部の水族館アクアスで、ことし生まれた2頭のシロイルカの子の成長の記録と、飼育員の奮闘の様子を紹介する展示が行われている。展示では、シロイルカの妊娠と出産、それに2頭の子どもの成長の様子が写真や動画で紹介されている。母親は「アンナ」と「アーリャ」で、ことし6月と7月、相次いで子どもを出産した。しかし、「アーリャ」は、出産した10日後、体調を崩して死んでしまった。このため、「アーリャ」の子は水族館のスタッフが授乳する「人工哺育」で育てられた。「アーリャ」の子の人工哺育の様子は初めて一般公開され、飼育員が手探りで工夫しながら母親がわりとなって育ててきたことがうかがえる。生まれた直後は推定で体長160センチ、体重60キロだった「アーリャ」の子は、今では体長176センチ、体重は110キロを超え順調に成長しているという。この展示は、来年1月13日まで行われている。また「アンナ」の子も順調に育っていて、すでに一般公開されている。
苓北町の水産会社で、先月から始まったヒオウギ貝の出荷作業がピークを迎えている。水産会社によると、夏の暑さの影響で生育が心配されたが、10月に適度な雨が降ったことで順調に育ち、見た目、味ともよいできだという。この会社での出荷は来年3月まで続き、今月1か月だけで全体の9割にあたる18万個の出荷を見込んでいるという。なお、ヒオウギ貝とは、殻が天然の鮮やかな色をした扇形の二枚貝で、甘みの強さが特徴だ。