- 出演者
- 福井慎二 田代杏子 瀬戸秀夫 荻山恭平 伊藤雄彦 新井秀和 白鳥哲也 浅野達朗 坂下恵理 五十嵐椋 小林研太 井田香菜子 黒澤太朗 和田弥月
オープニングの挨拶。
全国の気象情報を伝えた。
金沢の中継映像。きょうは日本海側で雨や雪となる。
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- 金沢(石川)
大手繊維メーカーのユニチカは、赤字が続いていた祖業の繊維事業から撤退する方針を固めた。1889年に尼崎紡績として創業し、主力メーカーの一角として化学繊維の輸出などを手がけ日本の繊維産業の近代化や戦後の高度経済成長を支えてきた。関係者によると、近年は低価格の中国メーカーなどとの競争の激化で、衣料品や生活雑貨向けの繊維事業の業績は落ち込み、赤字が続いていたということで祖業である繊維事業から撤退する方針を固めた。今後は、需要が伸びている、食品包装や半導体関連の材料に使われるフィルム事業に経営資源を集中するとしている。これに伴って主力銀行である三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行なども合わせて300億円から400億円規模の債権放棄を行う方向で調整するなどしている。会社はこうした内容を近く発表し記者会見も行う見通し。
大阪・関西万博に参加するアイルランドのパビリオンの建設がほぼ終わった。3つの渦巻きが組み合わさったアイルランドの伝統的な模様がモチーフで内部ではアイルランドの歴史や文化と日本とのつながりなどを紹介するということだ。アイルランド政府代表は、会期中の一部の期間でアイルランド出身の明治時代の作家で怪談などの著作で知られる、小泉八雲を紹介する展示を行うことを明らかにした。また、大型スクリーンに囲まれた円形のホールではアイルランド人のアーティストによる音楽や独特のステップを踏むダンスなどを一緒に体験してもらうという。
けさの大分県内は強い寒気の影響で冷え込み由布岳では初冠雪が鶴見岳では初霧氷がそれぞれ観測された。由布岳の初冠雪は平年並みで去年と比べると10日遅いという。また、鶴見岳でロープウエーを運営している別府ロープウェイによると鶴見岳の初霧氷は去年より15日遅いという。
特定外来生物、マングースの根絶が宣言された奄美大島で、環境省の職員が地元の高校生に根絶までの道のりを語る特別授業が開かれ多くの生き物の命が失われたことを受け止め、適切に管理してほしいと訴えた。きのうは、奄美市の大島高校で特別授業が開かれ、マングースを根絶するために獣医師から転職し35年にわたって駆除活動に携わってきた、環境省奄美群島国立公園管理事務所の阿部愼太郎保護管理企画官が講師を務めた。阿部さんは捕獲専門チーム「奄美マングースバスターズ」を結成してわなを改良したり探索犬を活用したりするなど模索を重ねながら駆除を進め、30年以上の歳月と36億円もの予算を費やして根絶を達成したことを紹介した。
NHK NEWS WEBの「東京に海外投資家が熱視線」という記事を紹介。熱視線を受けているのは、プレシードと呼ばれる創業まもないスタートアップ企業。これまで世界各地で4400を超える企業に投資してきたアメリカの投資会社がこの夏、初めて日本に進出した。選考を勝ち抜いた12社の起業家たちに3ヶ月にわたり、ビジネスを支援するプログラムを提供した。スタートアップが成長しやすい都市のランキングでは、東京が去年より順位を5つ上げて10位にランクインした。アメリカの投資会社が提供した支援プログラムでの最大の山場は、最終日に行われたビジネスアイデアを紹介するプレゼンテーション。投資家など300人を前に、英語でプレゼンした。プログラムに参加した堀内雄一さんは、英語への苦手意識などがあったが、プレゼン後、海外展開を支援したいという団体などから声をかけられ、手応えを感じていた。伊藤は、アメリカ投資会社のCEOは、プレシードに必要な資金や才能などに加え、自分たちを支援してくれる人とつながるネットワークこそが最も重要だなどと話していたなどと紹介した。
旭川市の屋内スケート場できょうから今シーズンの営業が始まり、市民などが初滑りを楽しんでいる。旭川大雪アリーナは冬は横60m縦30mのリンクを備えた屋内スケート場として利用されている。今年は体育館が先月27日に行われた衆議院選挙で旭川市の開票所として使用されたため、例年より2週間ほどオープンが遅れたという。スケート場としての今シーズンの営業は来年3月末までの予定だという。
農林水産省はキャベツやねぎなど主な野菜8種類について全国470か所で毎週店頭価格を調査している。それによると、先週18日~20日までの1kgあたりの平均価格はキャベツが平年の2.3倍を超える417円。大根が平年の約1.5倍の269円。白菜が約1.5倍の285円。レタスが1.4倍の663円などとなっていて、8種類全てで平年を上回る高値となっている。また前週と比べても同水準か2割近く高くなっていて、高値の状態が続いている。県内の卸売会社は夏の猛暑の影響で野菜の生育が遅れたり出荷できる品質に育たなかったりして価格の高騰につながっているとしていて、この会社が取り扱っている野菜でも去年よりレタスが5割ほど・大根が8割ほど高値となるなど影響が出ているという。その上でこの会社は「今後の出荷量の増加に伴って価格は徐々に落ち着くと見られる」としている。
「みかん電車」は伊予鉄道とJA全農えひめが愛媛特産のかんきつを県内外の人にPRしようと松山市中心部で運行している。このほどデザインがリニューアルされ、正面にはかんきつの断面のイラストが、側面には葉がついたみかんが描かれている。今日から来年4月まで運行される予定で、2月までの約1か月間は3歳から6歳が「かんきつ」をテーマに描いた絵画のコンクールで最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品が中づりとして車内に掲載されるという。
北海道・苫小牧市はアイスホッケーが盛んなことで知られ、強豪のプロチームもあって野球やサッカーよりも人気のスポーツとも言われてきた。苫小牧では少子化の影響などでアイスホッケーの競技人口が減少し、これに伴って試合に欠かせないレフェリーの確保も課題になっている。こうした中で始まった中学生の選手とレフェリーの二刀流の挑戦を取材した。
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- 苫小牧市(北海道)
苫小牧市で開かれた小学生のアイスホッケーの大会。全国から8チームが参加した。女子日本代表元キャプテン・大澤ちほさんが企画した。競技人口が減少する中、アイスホッケー界を盛り上げたいと開催した。大会の大きな特徴が中学生や高校生がレフェリーを補佐するラインズマンを担うこと。継続して試合を行える環境を整備するのが狙い。こうした中で選手とレフェリーの二刀流に挑んでいるのが中学3年生の兜森蒼磨さん。今年の夏にレフェリーとしてデビューし、中学生がレフェリーに登録されるのは全国初とのこと。兜森さんは幼稚園からアイスホッケーを始め、現在は中学のアイスホッケー部に所属している。そんな兜森さんは地元を本拠地とするアジアリーグ・レッドイーグルスのホーム開幕戦の前座の小学生の試合でレフェリーを務めることになった。序盤はミスが目立ったものの、休憩中にベテランのレフェリーから「自らのスケーティングに自信を持って動く」ようアドバイスを貰うと、徐々に試合をコントロールできるようになった。兜森さんは「レフェリーの経験を活かして、ホッケーを知っている賢いプレーができるよう頑張りたい」などと話した。
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- レッドイーグルス北海道苫小牧市(北海道)
兜森さんの挑戦は苫小牧でも注目されているとのこと。また地元のアイスホッケー連盟はレフェリーの魅力を紹介する動画を活用するなどして人材の育成に取り組んでいる。さらにアイスホッケー界全体を盛り上げるための様々な取り組みも行われているとのこと。
ことし1月の能登半島地震と9月の豪雨で被害を受けた石川県輪島市では、市が管理する市道で重機による除雪作業が難しい箇所が40を超えることが市への取材でわかった。多くの箇所では、本格的な雪の時期となる来月中旬までに復旧工事が間に合わないとみられ、大雪に備えた対策が課題となっている。この影響で、車が通行できるように道路上の雪を踏み固めるなどの応急的な対応を行ったり、重機を現地までう回させる必要があるため、除雪作業を終えるまでに大幅に時間がかかったりする可能性があるという。奥能登地域のほかの自治体の道路でも地震と豪雨による被害で除雪作業が難しい箇所が出ている。珠洲市は、市が管理する生活道路で重機による除雪作業が難しい箇所は15箇所に上るとしているほか、穴水町は町が除雪作業を担う282の除雪路線のうち、半数にあたる約140の路線で重機による除雪作業が困難な箇所があるとしていて、大雪に備えた対策が課題となっている。
県内は上空に流れ込んだ強い寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、福岡市内ではひょうとみられるものが降った。けさは各地で気温が下がり最低気温は、八女市黒木町で4.4度、添田町で5.4度などを観測。また、福岡市は最低気温が6.6度と、今シーズン1番の冷え込みとなった。気象台はあす夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけている。農作物や農業施設の管理にも注意が必要。
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- 中央区(福岡)
北九州・門司区では去年、明治時代に開業した旧門司駅の遺構が見つかったが、市は周辺の公共施設が老朽化しているなどとして、現地に複合公共施設を建設する計画で、きょうから遺構の取り壊しが始まった。工事は午前9時ごろに始まり、倉庫や水路があったとみられる場所を重機で取り壊していた。遺構をめぐっては、ユネスコの諮問機関や市民団体などから保存を求める意見が相次いでいた。市は当初、遺構をすべて取り壊す方針だったが、今月21日には機関車庫の基礎の一部を現地で保存するほか遺構の一部を取り出して別の場所で展示することなどを発表し、保存される部分を除いて取り壊すことにしている。市によると土地は来年3月までにさら地になり、4月以降に複合公共施設の建設工事が始まる見通しだという。
江戸時代末期に造られた「宝隆院庭園」の紅葉を紹介。紅葉の見頃は12月中旬まで。
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- 宝隆院庭園
越前松平家の菩提寺として知られる福井市の大安禅寺では「日本一早い門松」と称して毎年、この時期に門松を作って飾っている。門松は、平和が続き、長く心の安らぎが保たれる1年になることを願って「平安長久」という禅のことばをテーマにして作ったという。門松は2025年1月中旬まで飾られ、初詣に訪れる人たちを出迎える。
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- 大安禅寺
きょう、JR東日本盛岡支社の担当者が県庁を訪れ、達増知事に報告した。「重点共創エリア」はJR東日本が来年9月から新たに始める、行政と連携して交流人口などの増加を目指す取り組み。JR東日本は岩手の秋まつりや伝統芸能を国内外に広めて東北全体に訪れる人を増やそうと、岩手県を最初の「重点共創エリア」に指定した。JR東日本によると、指定期間は来年9月からの3か月間で、自治体と連携し秋まつりにあわせた臨時列車の運行や首都圏で物産展の開催が予定されていて、地域の魅力の発信と交流人口の増加を目指すという。達増知事は「秋まつりなど特色ある観光コンテンツを生かして本県の秋の魅力を広く発信し、若い世代に向けたPRを行って、交流人口の拡大につなげたい」と述べた。