- 出演者
- 鈴木聡彦 飯島徹郎 田代杏子 新井隆太 高瀬耕造 新井秀和 竜田理史 坂下恵理 伊田晃都
オープニング。
今年4回目となる定例の道議会が開会し、本会議で「カスタマーハラスメント」を防ぐ条例案の採決が行われ、全会一致で可決・成立した。この条例では、法律上の定義がない「カスハラ」について、「客の要求・言動の内、社会通念上不相当なもので従業員の就業環境が害される行為」とした上で、「客はカスハラを行ってはならない」とした。違反した場合の罰則などはないものの、道に対し対処方法をまとめたガイドラインの作成や相談体制の整備などを求めており、来年4月1日から施行される。このほか、きょうの道議会には国の交付金を活用した事業で道が支払期限を誤ったことによる返還分約8億8,700万円を含む一般会計の総額で43億4,000万円余の補正予算案や、道が2026年4月の導入を目指す「宿泊税」の条例案なども提出された。定例の道議会は来月12日まで開かれる。
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電気料金の高騰が続く中、十勝・新得町と北海道電力が記者会見で発表したのは、ふるさと納税の返礼品にバイオガスプラントで発電した電気を活用するもの。新たにふるさと納税の返礼品に加えられるのは、牛の糞尿から作られたバイオガスを活用して町内で発電された電気で、町への1万円の寄付で電気料金が実質2,000円安くなるという。返礼品の電気を受け取るには、北海道電力と契約していることなどが条件で、町と北海道電力によると、電気をふるさと納税の返礼品にするのは道内では初だという。寄付は来月2日~31日まで、100件を上限に受け付けるとのこと。
福岡県警察本部で行われた締結式では、住友一仁本部長と全国の駐車場運営会社などで作る団体の前川拓也理事長などが協定書に署名した。今回の協定では、団体に加盟する県内の駐車場で防犯カメラの設置を促進し、犯罪が起きた際には警察に映像を提供するほか、飲酒運転・未払いのまま出庫する違反車両への警告文を掲示することで犯罪の未然防止・事件捜査に役立てるという。この団体は都道府県警察と防犯活動等に関する協定を結ぶのはこれが初。福岡県警・住友本部長は「犯罪の抑止、万が一犯罪が起きた場合の捜査とか、こういった観点からも大いに有益であると思っている。警察と地域社会・関係機関・団体と連携の輪を広げて、犯罪や事故のない安全安心な福岡県を作っていきたい」と話す。
選考会は、潜水士になるために必要な研修の受講者を選抜するため第7管区海上保安本部が開き、北九州市戸畑区のプールには若手の海上保安官13人が集まった。参加者は300メートルを泳ぐタイムの測定や、25メートルを息継ぎせずに泳ぎ切る水底素潜りのテストに挑んだ。海難事故などの際に最前線で救助活動を行う潜水士は、泳ぐ技術の高さや冷静な判断力が求められ、きのうは1,500メートル走など体力測定も行われた。今回選抜された参加者は、広島県の海上保安大学校で行われる約2か月の研修のの後、潜水士として管内に配属される予定。
結婚式の花束として人気のあるピュアブルーという花の摘み取りが芸西村で盛んに行われている。ピュアブルーは5枚の青い花びらが星のように見える中南米原産の花・ブルースターの一種で「信じ合う心」という花言葉から結婚式の花束として人気がある。芸西村では現在、8軒の農家が年間およそ400万本を出荷している。このうち貞広伸一郎さんの農業用ハウスでは夜明け前の午前3時頃から家族で摘み取り作業を行っている。摘み取ったピュアブルーは余分な葉を取り除いたあと10本を一束にして50cmほどに切りそろえたうえで、鮮度を保つために切り口を丁寧に洗っていた。芸西村でのピュアブルーの摘み取りは来年6月中旬ごろまで続くということで、東京や関西方面に出荷される。
消防隊員の消火技術を向上させようという訓練が、きょうから、いの町の県消防学校で始まった。この訓練は消防隊員のチームワークを高めることで消火技術を向上させようと高知市消防局が毎年、県消防学校で行っていて、初日のきょうは隊員およそ50人が参加した。訓練は木造2階建ての住宅から火が出て一人が逃げ遅れているという想定で、実際に建物内に煙を充満させて行った。隊員たちは3つの小隊に分かれると煙が出ている建物にホースを持って入り消火活動にあたった。そのあと要救助者に見立てた人形を外に運び出していた。訓練のあと参加した消防隊員たちは危ない場所に行っているのだと改めて実感した、横糸にはのことを考えると窓からはしごで救助してもよかったのではなどと意見を出し合い、訓練を振り返っていた。この訓練はあさってまで行われる。
サッカーJ1のサンフレッチェ広島を応援しようと、広島市中区のサッカースタジアムの近くの通りに小学生たちがチームカラーに合わせて紫色の花の苗を植えた。参加したのは広島市中区の白島小学校の4年生の児童およそ100人と地元のボランティアおよそ20人。学校でボランティアの大人から教わった児童たちは通りに移動し、10人ほどのグループに別れプランターに苗を1株ずつ植えていった。学校では毎年地域の通りに置かれた約50個のプランターに花の苗を植えており、今回は学校の近くにサンフレッチェ広島の本拠地となるスタジアムが開業したことを受けてチームカラーである紫色のパンジーが選ばれた。児童たちが植えたパンジーは来年4月ごろまで楽しめるという。
低気圧や前線が通過する影響で、愛媛県内はきょう大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象台は落雷や突風、急な強い雨などに注意するよう呼びかけている。伊方町では午前10時半ごろに11月としては最も強い31mの最大瞬間風速を観測した。大気の不安定な状態は夜遅くにかけて続く見込み。県内で予想される最大風速は東予の海上で15m、陸上で12mとなっている。また東予東部では昼過ぎにかけて南寄りの風が山から吹き下ろす「やまじ風」が吹き、さらに風が強まる恐れがある。強風の影響を踏まえJR四国はきょうの昼前から昼過ぎにかけて予讃線の一部区間で計画運休を決めている。特急列車は上り下りともに2本ずつ、普通列車も4便が部分運休している。
愛媛県・西予市で170年余りの歴史を持つ伝統の相撲大会「乙亥大相撲」がきょうから始まり、地元の住民らが土俵の上で熱い戦いを繰り広げている。毎年11月、西予市野村町で行われている「乙亥大相撲」は、江戸時代後期に地域が火事に見舞われた際に2度と大きな火事が起こらないことを祈願して、地元の神社に相撲を奉納したのが始まりで、ことしで173回目を迎える。「乙亥大相撲」はあすまでの2日間行われ、全国でもこの大会だけとされる大相撲の力士とアマチュアの力士との対戦や、赤ちゃんの健やかな成長を願って大相撲の力士が赤ちゃんを抱きかかえる「稚児土俵入り」などが行われる。
秋田・仙北市の畑では、粘りが強く、コクがあるのが特徴の伝統野菜「田沢ながいも」の収穫が行われた。「田沢ながいも」は江戸時代から仙北市田沢湖田沢地区に伝わる伝統野菜で、一般的な長芋に比べ粘りが強く、コクがあるのが特徴で、栽培農家が少なく市場にほとんど出回らないことから「幻のながいも」とも呼ばれている。収穫が終盤を迎えたきのう、父親の代から60年にわたり田沢ながいもを栽培している田中昭一さんの畑では、小雨が降る中、収穫作業が行われた。田中さんによると収穫は遅いほうがいいとの父の教えをまもり他の農家より遅めに収穫しているとのことで、今年は夏の暑さの影響で去年より100本ほど少ない700本ほどの見込み。
子どもたちに地元の食材を味わってもらおうと、秋田市の小学校できのう、特産の「秋田錦牛」を使った給食がふるまわれた。秋田市は、学校給食を通じて子どもたちに地元産の食材への理解を深めてもらおうと、県産のブランド牛「秋田錦牛」を使ったメニューを年に一回、順番に提供し今年度は3校で実施された。3校の給食で使われた合わせて29キロの牛肉は、県畜産農業協同組合から無償で提供されたという。
全国の天気予報を伝えた。
「連続テレビ小説 おむすび」のウラ話を紹介するコーナー。きょうは栄養士になるための研修を受けている様子から。先週、結が通う栄養士の専門学校の授業でカロリーや食材の金額など細かく設定されたメニューを班ごとに作る課題が出された。出来上がった料理は主菜「豚肉とスイスチャードの甘辛炒め」、副菜「和風チリコンカーン」、汁物「沢煮椀」、主菜「麦ごはん」、合計578キロカロリー、原価225円だった。このシーンの撮影は大阪市内にある大学の管理栄養学科の施設を借りて行われた。調理ができると俳優みなさんで試食していた。この現場には、ドラマの映像にはほとんど映らない大事なアイテムがあった。それが結たちが作った料理の献立。この献立を専門家として監修したのが、管理栄養士の兼田憲伸さん。兼田さんはドラマ内で沙智と佳純がそれぞれ考えた献立も監修している。沙智の献立はひじき・小松菜などいずれも栄養価が高く、栄養士の間で優れた食材として認知されている食材を使用。一方、佳純はリゾット・ジュリエンヌスープなど洋風なメニュー。使っている食材は栄養士から見ても無難なものだった。それらを結び合わせたのが結のメニューだった。
過去の11月26日を振り返る。昭和32年11月26日、東京・奥多摩町の多摩川上流に都民の水瓶となる小河内ダムが完成した。戦前に着工された小河内ダムは途中で戦争をはさみ工事が中断されたが、19年かけてようやく完成した。水没する旧小河内村などの945世帯が移転して作られた奥多摩湖は、貯水量1億8,500万立方メートル、水道用の人工湖としては世界有数の規模を誇る。現在も東京都民の大切な水源となっている。
昭和50年のきょう、旧国鉄などの公共企業体を含む労働組合組織・公労協がスト権奪還を目指し、ストライキに突入。大きな混乱を引き起こした。戦後、民主化政策により組合の結成や争議権が保障されたが、中止された二・一ゼネスト後、公務員のスト権は剥奪された。その後、国鉄・電電公社など公共企業体の組合を中心にスト権の回復を求める闘争を続けたが認められず、ストを決行して政府に決断を迫った。しかし政府の強硬姿勢は変わらず、8日間におよぶ戦後最大のストで全国の国鉄が麻痺すると、通勤などに不便をきたした国民からの反発も強まり、闘争は組合側の敗北に終わった。
平成19年、この日から奈良公園でエサをやるためにホルンを吹いてシカを呼び集める「鹿寄せ」がはじまった。冬の風物詩として知られる「鹿寄せ」は明治時代にラッパを使って始まった。戦後、ホルンを使うようになると観光客に評判となり、現在まで続いている。ホルンを吹くのは奈良の鹿愛護会の人たち。曲はベートーヴェンの「交響曲 田園」の一節。ホルンの音色を聞きつけたシカが林の中から次々駆け寄ってくる。観光客の少ない冬の古都の呼び物となった「鹿寄せ」だった。
瀬戸内海に浮かぶ愛媛県の興居島は海の上の舞台で踊る舟踊りが長年続けられてきた場所。地域の高齢化などにより祭りの形を変えながらも踊りをつなごうとする人々を訪ねた。松山市の高浜港からフェリーでおよそ10分。興居島は古くから瀬戸内海の海上交通の要衝。舟踊りにゆかりがあるという島の総鎮守である船越和気比賣神社を訪ねた。古くから奉納されてきたのが船を舞台にした舟踊り。伊予水軍が凱旋したときに島民に身振り手振りで戦いの様子を伝えたのが始まりとされており、戦いに勝った感謝の形を船踊りの奉納で現した。舟踊りを指導するのは保存会会長の山内望さん。そして山内さんの3人の娘も踊り手として参加している。舟踊りは太鼓のリズムに合わせて物語を演じる無言劇。小学生の頃から20年ほど舟踊りを続けている3人。今では踊りの中心を担っている。長年舟踊りが行われてきたのが海の上に特別に造られる舞台。3人もこの舞台で舟踊りを披露。地域で作り上げる祭の魅力にのめり込んでいった。しかし泊地区では高齢化で船の舞台を造れる人が減り2年前から海の上での踊りを断念。体育館での開催を決めた。今回の演目は紅葉狩りに来た侍と鬼が戦う物語。全身を使って踊る20分。客席の声援を受け3回の公演を踊りきった。公演を終えた3人は「島の人の暖かさをかんじ感極まっちゃいました」などとコメントし、「続けていきたい」と語った。舟踊りは来年は別の地区が担当し、泊地区が担当するのは2年後のため再び練習を重ね踊りをつなぎたいと話している。
きょうは、福井から伝えた「恐竜の親子が冬ごもり」をキニナルとして挙げ、高瀬アナウンサーらは「1キロに渡って手作業で倉庫に移すのは大変」「ほぼパレード」「もっといってらっしゃいとか盛り上げながらやってもいいぐらい」などとトークをした。