低気圧や前線が通過する影響で、愛媛県内はきょう大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象台は落雷や突風、急な強い雨などに注意するよう呼びかけている。伊方町では午前10時半ごろに11月としては最も強い31mの最大瞬間風速を観測した。大気の不安定な状態は夜遅くにかけて続く見込み。県内で予想される最大風速は東予の海上で15m、陸上で12mとなっている。また東予東部では昼過ぎにかけて南寄りの風が山から吹き下ろす「やまじ風」が吹き、さらに風が強まる恐れがある。強風の影響を踏まえJR四国はきょうの昼前から昼過ぎにかけて予讃線の一部区間で計画運休を決めている。特急列車は上り下りともに2本ずつ、普通列車も4便が部分運休している。