結婚式の花束として人気のあるピュアブルーという花の摘み取りが芸西村で盛んに行われている。ピュアブルーは5枚の青い花びらが星のように見える中南米原産の花・ブルースターの一種で「信じ合う心」という花言葉から結婚式の花束として人気がある。芸西村では現在、8軒の農家が年間およそ400万本を出荷している。このうち貞広伸一郎さんの農業用ハウスでは夜明け前の午前3時頃から家族で摘み取り作業を行っている。摘み取ったピュアブルーは余分な葉を取り除いたあと10本を一束にして50cmほどに切りそろえたうえで、鮮度を保つために切り口を丁寧に洗っていた。芸西村でのピュアブルーの摘み取りは来年6月中旬ごろまで続くということで、東京や関西方面に出荷される。