平成19年、この日から奈良公園でエサをやるためにホルンを吹いてシカを呼び集める「鹿寄せ」がはじまった。冬の風物詩として知られる「鹿寄せ」は明治時代にラッパを使って始まった。戦後、ホルンを使うようになると観光客に評判となり、現在まで続いている。ホルンを吹くのは奈良の鹿愛護会の人たち。曲はベートーヴェンの「交響曲 田園」の一節。ホルンの音色を聞きつけたシカが林の中から次々駆け寄ってくる。観光客の少ない冬の古都の呼び物となった「鹿寄せ」だった。
住所: 奈良県奈良市雑司町469
URL: http://www.pref.nara.jp/
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