選考会は、潜水士になるために必要な研修の受講者を選抜するため第7管区海上保安本部が開き、北九州市戸畑区のプールには若手の海上保安官13人が集まった。参加者は300メートルを泳ぐタイムの測定や、25メートルを息継ぎせずに泳ぎ切る水底素潜りのテストに挑んだ。海難事故などの際に最前線で救助活動を行う潜水士は、泳ぐ技術の高さや冷静な判断力が求められ、きのうは1,500メートル走など体力測定も行われた。今回選抜された参加者は、広島県の海上保安大学校で行われる約2か月の研修のの後、潜水士として管内に配属される予定。