2024年11月25日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
八尋隆蔵 田代杏子 一柳亜矢子 梶原典明 坂下恵理 佐竹祐人 長谷川史佳 山口瑛己 市来秋果 
(オープニング)
オープニング

オープニングのあいさつ。

(札幌局 昼のニュース)
正月の縁起物 口取り菓子製造盛ん

函館市で正月に縁起物として食べられる「口取り菓子」と呼ばれる和菓子の製造が盛んに行われている。「口取り菓子」は白あんやようかんなどをたいやえびなど縁起のよいものにかたどった和菓子で、北海道では正月に無病息災や家内安全などを願って食べる風習がある。函館市で80年以上営業する和菓子店では、今月中旬から製造が始まり、きょうは5人の職人が白あんなどを練り込んだ材料を木型に入れて形を整えていた。

キーワード
函館(北海道)口取り菓子
標津町で秋のホタテ漁

標津町で秋のホタテ漁が始まり、港では水揚げが盛んに行われている。今月4日から始まった秋のホタテ漁。水揚げ量は例年並みだが、型のよいホタテが多いという。ことしは韓国向けの需要が高まり、輸出が伸びているということで、競りでは高いもので1キロ675円と、例年のおよそ2倍の高値で取り引きされた。

キーワード
ホタテ標津漁業協同組合標津町(北海道)
(広島局 昼のニュース)
「サンタタクシー」出発式

来月のクリスマスを前に、特別に飾りつけられた「サンタタクシー」の運行がきょうから始まり、広島市で地元の園児を招いて出発式が行われた。広島市東区のタクシー会社が1台限定で運行していて、車両には夜空を駆け抜けるトナカイやクリスマスツリーが描かれ、リースも取り付けられている。タクシー会社の本社で行われた出発式には、地元の保育園の園児12人が招かれ、サンタクロース姿の運転手からプレゼントをもらった。子どもたちはさっそく「サンタタクシー」に乗り込み、保育園まで送ってもらった。

キーワード
東区(広島)
広島県出身 日本画家 児玉希望の展覧会

広島県出身の日本画家で多彩な画風で昭和の画壇をけん引した児玉希望の作品を集めた展覧会が広島市中区の広島県立美術館で開かれている。1958年に制作された水墨画「仏蘭西山水絵巻(河)」は児玉がパリで見たセーヌ川やノートルダム大聖堂などの風景が墨の濃淡を使って丁寧に描かれている。

キーワード
セーヌ川ノートルダム大聖堂パリ(フランス)中区(広島)仏蘭西山水絵巻 河の巻児玉希望安芸高田市(広島)広島県立美術館暮春
(盛岡局 昼のニュース)
高齢者など支援 盛岡市職員の「除雪隊」結団式

本格的な雪のシーズンを前に、自力で雪かきをするのが難しい高齢者などから依頼を受けて除雪を行う盛岡市職員の「除雪隊」の結団式が開かれた。盛岡市役所で行われた除雪隊の結団式にはおよそ40人の職員が参加。盛岡市は2005年度から毎年、すべての部署が参加して、12月1日からよくとしの3月末までの間、自力での雪かきが難しい高齢者や体に障害がある人などから依頼を受けて、職員が玄関先などの雪かきを行う「除雪隊」を結成して対応にあたっている。除雪の依頼は午前8時半から午後5時半まで電話で受け付けている。依頼があれば、除雪車が入れない狭い通学路や、公民館やバス停などの周辺の除雪も行う。

キーワード
内舘茂前田麗菜盛岡市盛岡市役所
秋の実りに感謝 北上で「収穫祭」

北上市の黒岩地区で農家の人たちが実りの時期にあわせて丹精込めて栽培した野菜などを販売する「収穫祭」がきのう開かれた。この収穫祭は地元の住民グループが秋の実りに感謝しようと毎年この時期に開いている。会場には地元で収穫されたばかりの新鮮な白菜や大根、キャベツなど20種類ほどの野菜のほかりんごなどの果物も並べられ安い価格で販売された。また、特設テントでは「サンふじ」など地元のりんごの詰め合わせの発送も受け付けられ、大勢の人が注文していた。会場の広場では収穫祭を祝って「黒岩太神楽」や地元の子どもたちによる「めでた舞」が披露された。

キーワード
めでた舞北上(岩手)黒岩太神楽
(青森局 昼のニュース)
警察官が職務質問の技能競う

犯罪の未然防止につなげようと、警察官の職務質問の技能を競う大会が青森市で開かれている。この競技会は、警察官の職務質問の技能を高めることによって犯罪の未然防止につなげようと青森県警察本部が開いたもの。きょうは県内にある17すべての警察署から若手の警察官を中心にあわせて25人が参加した。競技は、警察官が地域の住宅などを訪問して住民から困りごとを聞いたり防犯上のアドバイスをしたりする「巡回連絡」の際に犯罪の発生が疑われる情報を入手したという想定で行われた。このうち、近所で特殊詐欺の疑いがある電話がかかってきたという情報を住民から得た警察官は、近くのバス停にいた男性に声をかけると、不審な動きを見せたことから名前や住所を確認するなどの職務質問を始めた。

キーワード
弘前警察署弘前警察署 南交番青森(青森)
むつ 大津波警報想定 住民参加の避難訓練

青森県東方沖を震源とする地震によって大津波警報が発表されたという想定で、住民が避難の手順などを確認する訓練がきのう、むつ市で行われた。むつ市大畑地区の住民およそ30人が参加した。訓練では住民たちが海抜21メートル余りの高台にある大畑中央公園を目指して歩き、15分ほどで到着するのを確認した。市の職員が寒さ対策としてアルミのシートを活用できることを紹介した。

キーワード
むつ市むつ(青森)大畑漁港
(宮崎局 昼のニュース)
移住相談の都道府県ランキング 宮崎県が2.6倍増 全国トップ

移住に関する相談件数の都道府県別ランキングで、宮崎県が前の年度の2.6倍に増えて最も多くなった。県全体のおよそ7割を都城市が占めていて、全国トップのふるさと納税による寄付を財源にした移住者への手厚い支援が実った形。総務省のまとめによると、都道府県や市町村の窓口やイベントで寄せられた移住に関する相談の件数は、昨年度、40万8435件だった。前の年度から3万8000件余り増え、集計を取り始めた2015年度以降、最も多くなった。宮崎県は前の年度は17位でだったが、8年連続トップだった長野県などを抜いて一気に1位に駆け上がった。

キーワード
ふるさと納税宮崎県総務省都城市
国の登録有形文化財に「旧黒木家住宅店舗兼母屋」

商いの町として知られる高鍋町で、明治時代に建てられた商人の店舗と住居を兼ねた建物が国の登録有形文化財に登録されることになった。肥料の製造と販売を営んでいた黒木清五郎が、明治時代、店と住まいを兼ねて建築したもので、少なくとも120年以上たっているという。歴史的な景観が評価され、今月22日に開かれた文化審議会で国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申された。宮崎県内では110件目になる。現在は、障害のある人たちが職業訓練の一環で接客するカフェやギャラリーとして利用されている。

キーワード
旧黒木家住宅高鍋町(宮崎)
(鳥取局 昼のニュース)
島根原子力発電所2号機 自治体・住民代表と中電 意見交換

中国電力が来月に、島根原子力発電所2号機の再稼働を計画するなか、鳥取県内の自治体や住民の代表らと中国電力が、原発の安全対策について意見交換などを行う会議が米子市で開かれた。米子市で開かれた会議には、鳥取県の関係者や、島根原発から30キロ圏内にある境港市と米子市の住民、それに中国電力の担当者などおよそ60人が参加した。中国電力の担当者は、島根原発2号機に設置を申請していた、テロや航空機の衝突などの重大事故に備えて整備が義務づけられている予備の制御室などのテロ対策施設が、国の審査に合格したことなどを説明。県の原子力安全顧問は、国の審査は妥当だとした上で、中国電力に対して、引き続き安全性向上に向けた取り組みを進めるとともに施設をすみやかに設置することを求めていく方針を示した。県は、会議で出た意見のほか、米子市と境港市などの意見をとりまとめて、中国電力に意見書を提出することにしている。

キーワード
中国電力境港市島根原子力発電所2号機米子市米子(島根)
鳥取市出身 川口和久さんなど 元プロ野球選手の野球教室

鳥取市出身の川口和久さんなど元プロ野球選手から、県内の高校球児や指導者が冬場の練習方法などを教わる野球教室が開かれた。高野連などが倉吉市で開いた野球教室には、県内の選手や指導者およそ130人が参加した。講師は、プロ野球の広島と巨人でピッチャーとして活躍した川口和久さんや、広島でキャッチャーを務めた達川光男さんなど4人の元プロ野球選手が務めた。

キーワード
鳥取県立倉吉東高等学校
(気象情報)
列島LIVE 石川 白山

石川・白山の中継映像。

キーワード
白山石川県
気象情報

気象情報を伝えた。

列島リポート
90際の挑戦「ワインを名産に」

北海道日高町で生まれ育った90歳の男性が、ワインを地域の新たな名産品にしようと6年前からブドウの栽培に取り組んでいる。日高町に暮らす馬場幸一さんは、現在無農薬で800本以上のブドウの木を一人で育てている。年を取ってからやりだして大変だが、形になるまでやってみたくてと話す馬場さん。新たな挑戦のきっかけは、人口減少などで生まれ育った地域に活気がなくなっていると感じたことだという。馬場さんは79歳まで技師として働いていたが、仕事を辞め地域のために貢献したいと考えた。84歳で一念発起し、北海道がワインの産地として注目を集めるなかでふるさとからも愛されるワインを生み出すことを新たな夢にした。自ら重機を動かし畑作りから作業を開始、若い頃に農業に携わったことはあるがブドウ作りは未経験だった。本を読んだり講習を受けたりして知識を身に着けながら試行錯誤を続けていたが、去年体調を崩すという壁にぶつかった。療養生活を強いられている間に、畑の約9割が鳥や虫の被害に遭ってしまい諦めかけたという。気落ちしている馬場さんを支えたのは家族だった。一緒に暮らす息子が、被害のなかったブドウの身を摘み取りプレゼントしたケーキに乗せて励ました。

キーワード
ブドウ日高町(北海道)馬場幸一

体調が回復した馬場さんは今年は毎日畑に通い、ブドウは順調に育っているという。今月待望の収穫の日が訪れ、作業を手伝うために家族や友人など10人以上が集まった。収穫量は商品化に向けて目標としていた500キロを初めて超えて、手塩にかけたブドウは大地の恵みを受け質のよいブドウだと評価された。日高町の自然が感じられる口当たりの優しいワインとなることを馬場さんは期待し「つまずきながらでも、なんとか夢に近づいてきているので体の動くかぎりワイン造りに挑戦します」と話した。馬場さんのワインは来年6月頃に出来上がる予定とのこと、フランス語で「90歳の挑戦」という意味の名前をつけると考えているとのこと。

キーワード
ブドウ帯広(北海道)馬場幸一
日めくりカレンダー
新宿駅西口に 地下広場 完成

「日めくりカレンダー”あの日の記録”」アーカイブス映像で、過去の11月25日に起きた出来事を辿る。昭和41年11月25日、新宿駅西口に地下広場が完成。 鉄道各線やバスへの乗り換えが便利になり、駅前の開発が進んだ。地上は車社会に対応したターミナルで、バスや車をスムーズに循環させ、駅前の混雑解消をはかった。歩行者は地下一階にできた広い通路を通って旧国鉄や私鉄、地下鉄へスムーズに乗り換えられるようになった。地下広場は1960年代末に若者達がフォークゲリラ集会を開き、反戦ソングを歌い話題を集めた。

キーワード
NHKアーカイブスホームページフォークゲリラ新宿区(東京)新宿駅
東京 市ヶ谷 三島由紀夫 決起呼びかけ自決

昭和45年11月25日。『金閣寺』などの作品で知られる作家・三島由紀夫が東京・市ヶ谷の陸上自衛隊の駐屯地で決起を呼び掛けたあと自決する事件が発生。三島は「自衛隊を否定する憲法をなぜ守るのか」と訴えクーデターを起こし新たな政治体制を作るよう激を飛ばすが隊員の反応は冷ややかだった。日本を代表する作家の異様な死は内外に大きな衝撃を与えた。

キーワード
三島由紀夫市ヶ谷(東京)陸上自衛隊
兵庫 神戸”風見鶏の館”重要文化財に

昭和52年11月25日、文化財保護審議会は“風見鶏の館”として知られる神戸市の異人館など15軒を国の重要文化財に指定するよう当時の文部大臣に答申した。

キーワード
異人館神戸(兵庫)風見鶏の館
1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.