移住に関する相談件数の都道府県別ランキングで、宮崎県が前の年度の2.6倍に増えて最も多くなった。県全体のおよそ7割を都城市が占めていて、全国トップのふるさと納税による寄付を財源にした移住者への手厚い支援が実った形。総務省のまとめによると、都道府県や市町村の窓口やイベントで寄せられた移住に関する相談の件数は、昨年度、40万8435件だった。前の年度から3万8000件余り増え、集計を取り始めた2015年度以降、最も多くなった。宮崎県は前の年度は17位でだったが、8年連続トップだった長野県などを抜いて一気に1位に駆け上がった。