2024年11月21日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース

出演者
福井慎二 小田切千 柴田拓 伊藤雄彦 柴田暢士 浅野達朗 坂下恵理 武田健太 塩崎実央 義村聡志 和田弥月 山本未来 油原さくら 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

列島LIVE

新潟市内の様子を中継。このあと新潟でも急な雨や雷雨に注意が必要。

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新潟市(新潟)
甲府局 昼のニュース
甲斐駒ヶ岳で初冠雪を観測

山梨県南アルプスの甲斐駒ヶ岳でけさ、初冠雪が観測された。甲斐駒ヶ岳の初冠雪は平年より22日遅く去年より8日遅い観測。また、1928年昭和3年に観測を始めて以降4番目に遅い観測だった。気象台によると甲府市のけさの最低気温は7.1度と11月上旬並みだったが冷え込んだきのう、気圧の谷などの影響で盆地で降った雨が標高の高い山では雪になったとみられるという。気象台は、観測が平年より遅くなったことについてことしの秋は偏西風が平年より北側を流れ県内は暖かい空気に覆われて気温が高かったことを理由に挙げている。

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南アルプス甲府地方気象台甲府市(山梨)甲斐駒ヶ岳
道路の除雪 出動式

本格的な冬の到来を前に甲州市で道路の除雪作業を行う際の安全や冬の交通安全を祈願する除雪出動式が行われた。山梨県甲州市の大和ふるさと会館で行われた出動式には、国土交通省や甲州市の職員のほか除雪作業を行う業者の関係者などおよそ40人が集まった。出動式では、まず国土交通省・甲府河川国道事務所・草野真史事務所所長があいさつした。続いて甲州市や警察などの関係者が大善寺の清めの水を除雪車のタイヤなどにかけて今シーズンの作業の安全を祈願した。このあと、除雪作業を行う業者の関係者に除雪車の鍵が手渡された。甲府河川国道事務所によると今シーズンは来月1日から来年3月末までを目安に必要に応じて除雪車133台が作業にあたるという。

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国土交通省大和ふるさと会館大善寺甲州市甲州市(山梨)草野真史
福島局 昼のニュース
来年の干支”巳”の張り子づくり盛ん

ことしも残すところ1か月あまりとなり、郡山市では来年の干支のへびの張り子の置物作りが最盛期を迎えている。郡山市の西田町高柴地区は、およそ300年前の江戸時代から続く和紙を重ねて作る張り子の制作が盛んで、4つの工房が伝統を受け継いでいる。作業は地元で「だるま市」が開かれる来年中旬まで続き、大きさの異なる4種類の合わせて300個ほど作るという。

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だるま市高柴(福島)
金沢局 昼のニュース
復旧の人手不足が課題

能登地方を襲った豪雨災害からきょうで2か月。石川県は本格的な雪の時期となる来月中旬までに住宅に流れ込んだ土砂の撤去を終えたいとしているが、人手不足が課題となっていて企業などに、ボランティアへの協力を呼びかけている。豪雨で大きな被害を受けた輪島市で大手通信会社、NTTドコモの社員20人が泥を運び出すボランティア活動にあたった。能登地方を襲った豪雨災害では15人が死亡した。県によると、おとといまでに確認された住宅の浸水などの被害は合わせて2168棟に上っている。本格的な雪の時期を迎える来月中旬までに作業を終えるには延べ2万人のボランティアの協力が必要とされている。しかし、現地で活動したのは今月4日までで延べ1万700人あまり。これまでに合わせて28の企業や団体からボランティアへの協力の申し入れがあったということで、石川県は現地での受け入れ態勢を強化するとともに、引き続きボランティアへの協力を呼びかけたいとしている。

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NTTドコモ久手川町(石川)喜三翼音珠洲(石川)石川県能登町(石川)輪島市(石川)
長野局 昼のニュース
御嶽山のふもとで防災教室

御嶽山のふもとにある木曽町の三岳小学校では、10年前に起きた戦後最悪の火山災害の教訓を受け継ぐため、5年生が中心となって御嶽山の登山や防災学習を行っている。きのうは、災害の教訓を伝える御嶽山火山マイスターで、木曽町職員の野田智彦さんを学校に招き、5年生の児童5人が噴火当時の町の様子などについて話を聞いた。この中で野田さんは噴火当時、三岳地区に登山者の家族や救助に当たる自衛隊員それに報道関係者など100人以上が駆けつけ、受け入れ先の確保に奔走したことなど説明した。

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御嶽山木曽町立三岳小学校木曽町(長野)
児童が藍染め作品を販売

上田市の小学生が自分たちで栽培した藍を使って染め上げた手拭いやストールなどを販売する催しが開かれた。上田市の長小学校では今年度、4年生が総合的な学習の時間に藍染めについて学んでいて学校の近くの畑で栽培した藍を使って手拭いやストールなどを作った。児童たちは会場を訪れた地域の人や家族などに説明を行いながら販売していた。

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上田市立長小学校上田市(長野)
熊本局 昼のニュース
熊本城 宇土櫓の石垣解体工事始まる

熊本地震で被災した熊本城の第3の天守とも呼ばれる国の重要文化財「宇土櫓」の復旧に向けて石垣を積み直すための解体工事が始まった。宇土櫓は天守閣の北西側に位置する地上5階、地下1階建ての木造建築物。このうち「宇土櫓続櫓」という部分は8年前の熊本地震で石垣が崩れて堀側に50センチ以上膨らむ被害が出た。この石垣を積み直すために一度解体する作業が始まり、作業員は1個当たり数百キロから最大2トンほどの石をクレーンで持ち上げ形状を確認しながら一つ一つ丁寧に取り外していた。石垣を解体する工事は来年9月まで行われ、宇土櫓は8年後の2032年までに復旧が完了する予定。

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宇土櫓平成28年熊本地震熊本城
阿蘇 預託した牛の退牧式

春から秋の間草原に放牧していた牛を畜産農家に返す退牧式が阿蘇市で行われた。阿蘇地域の草原では放牧地を持たない地域の畜産農家のために繁殖用の牛を受け入れて、春から秋まで放牧する熊本型放牧と呼ばれる方法が導入されている。牧野組合によるとこの夏の猛暑で草原には、ふだんは生えないような雑草が増えるなどの変化が見られ牛も夏ばてしたり発情しないなどの影響があったということだが預かった牛は皆、無事に返すことができたという。

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山鹿市(熊本)阿蘇市(熊本)
札幌局 昼のニュース
元横綱 北の富士さん(82)死去

大相撲の元横綱・北の富士勝昭さんが亡くなった。北の富士さんは旭川市出身。速攻相撲を持ち味に番付を上げ、昭和45年の初場所後に横綱に昇進し、現役時代に合わせて10回の優勝を果たした。引退後は、九重親方として福島町出身の千代の富士。広尾町出身の北勝海と2人の横綱を育てた。平成10年に日本相撲協会を退職して以降はNHK大相撲中継で取組の解説に当たり、去年3月からは病気の療養のため出演を見送っていた。関係者によると今月に入って再び体調を崩し12日、都内の病院で亡くなった。82歳だった。北海道では悼む声が聞かれた。

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九重[12代目]北の富士勝昭千代の富士広尾町(北海道)日本相撲協会旭川市(北海道)札幌(北海道)福島町(北海道)
道南いさりび鉄道が緊急点検

今月16日、JR函館線で貨物列車が脱線した事故では、JR北海道はレールの腐食が脱線の一因となった可能性が高いとしている。事故を受けて道南いさりび鉄道は、沿線に47か所ある踏切のうち、レールの設置から25年以上が経過するなど緊急性が高いと判断した11か所で、緊急点検を行っている。北斗市内の踏切では、レールに超音波で傷や腐食などを確認できる専用の機械をあてるなどして点検していた。道南いさりび鉄道の路線では、旅客列車と貨物列車計1日70本ほど運行されているという。

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函館本線北斗(北海道)森町(北海道)道南いさりび鉄道
池田町で製造 新酒の販売開始

「十勝ワイン」のブランドで知られる産地の北海道池田町では、円安などで輸入ワインの価格が高騰する中、国産ワインの需要を見込み、おととしから「ボージョレヌーボー」の販売解禁日と同じ日に新酒を売り出している。新酒はことし秋に収穫されたブドウから造られた赤と白の2種類。価格は税抜きで、赤、白ともにフルボトルで1500円と、ボージョレヌーボーのハーフボトルよりも500円近く安いという。

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ボージョレ・ヌーヴォー十勝ワイン池田町(北海道)音更町(北海道)
大分局 昼のニュース
御嶽神楽を立体的な映像として記録

大分県は、伝承者の高齢化や後継者不足が課題となっている無形民俗文化財の継承につなげようと、地域や芸能の垣根を越えて連携する協議会をことし7月に設立した。昨夜はその一環として、570年以上にわたって受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定されている豊後大野市の「御嶽神楽」を立体的な映像として記録する取り組みが行われた。撮影では、舞台の周りや天井に計9台の小型カメラを設置し、舞い手の動きを余すところなく捉えていった。映像は今後、立体的な映像として編集され、これまでは文字や口頭で受け継がれてきた細かい所作や衣装の動きをさまざまな視点から確認することができるという。今回の映像は今後、神楽の後継者育成に向けた研修会で活用されるほか、県のウェブサイト「おおいた文化財ずかん」でも公開される予定だという。

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おおいた文化財ずかん大分県御嶽神楽無形民俗文化財豊後大野市(大分)
県の特産品の商談会

日本政策金融公庫や県内の金融機関などが開いたこの商談会には、県内の食品加工業者など50を超える企業や団体が参加した。会場では流通大手など14のバイヤーがそれぞれブースを設け、参加者たちは事前に予約したバイヤーのもとに出向いて、取り扱ってほしい商品の特徴や開発の経緯などを説明していた。このうち中津市の製氷会社は、大分県オリジナル品種のいちご「ベリーツ」を使ったシャーベットを試食してもらいながら商談を進めていた。また、会場の一角には海外への販路拡大について相談できるスペースも設けられ、午前中から参加者が訪れていた。商談会は21日の夕方まで開かれる。

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ベリーツ中津市(大分)日本政策金融公庫
列島ニュースアップ
60年前発見の小判 謎はいまも残る?!

昭和36年、山形・白鷹町の子どもが最上川で小判を見つけたのをきっかけに、大量の小判、金貨、銀貨が発見された。63年前、子どもたちが小判を見つけた現場に立ち会った高橋昌弘さん。見つけた人が町に届けたのは小判23枚、金貨9枚、銀貨358枚、計72両1分。町によると今の価値にして約480万円になるという。見つかった金の由来は古文書から判明したが、全国的にも珍しいという。

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最上川白鷹町歴史民俗資料館 あゆみしる白鷹町(山形)
秋田局 昼のニュース
サケの遡上 捕獲数は減少

にかほ市象潟町を流れる川袋川では先月中旬からサケの遡上が始まっていて、捕獲したサケから採卵してふ化させる事業を行っている地元の生産組合の作業が最盛期を迎えている。けさは生産組合の人たちが河口から約300メートル上流に設置した「やな」と呼ばれる仕掛けにかかったサケを捕獲していた。また、組合の人たちは近くのふ化場でメスの腹から透き通ったオレンジ色の卵を取り出すなど捕獲したサケの受精作業を行っていた。この生産組合によるとサケの捕獲数は年々減少しているということで、去年は1万377匹と過去最低だったという。生産組合によると、ことしはこれまでに約5700匹を捕獲しましたが、作業を終える来月までに捕獲するのは、去年並みの1万匹ほどになると見込んでいるという。

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サケ川袋川象潟町(秋田)
佐賀局 昼のニュース
佐賀発!「日本ドラフト文学賞」創設

佐賀市での「日本ドラフト文学賞」の創設はきのう、直木賞作家・今村翔吾さんが都内で記者会見を開いて明らかにした。現在、行われている著名な作家による選考ではなく、プロ野球の「ドラフト会議」のような形式で複数の出版社の編集者が書き手や作品を指名して選考するということで、作家デビューに直結する可能性もあるほか、いわゆる「育成枠」として指導を受けながらデビューを目指すケースもあるという。別の文学賞に応募し、入賞できなかった作品や、デビューしたもののヒット作に恵まれていない作家の参加も認め、再挑戦や復活を後押しするとしている。第1回の作品の募集は、きょうから来年4月までで、ドラフト会議形式の選考は来年9月に行われる予定。

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今村翔吾佐賀市(佐賀)日本ドラフト文学賞東京都
「一番のり」の摘み取り盛ん

佐賀県沖の有明海では、先月中旬に種付けを行ってから初めて育ったのり、「一番のり」の摘み取りが最盛期を迎えている。作業は、品質を損なわないよう夜間に行い、昨夜も沖合の養殖場では、漁業者が小舟で進みながら網を引き上げ約15センチに育った一番のりを専用の機械で次々と摘み取っていた。「一番のり」は口溶けが良く高級品とされていて、佐賀県有明海漁協によると、今シーズンは海水温が高かった影響で、種付けに時間がかかったものの、その後は順調で、いいのりがとれているという。佐賀県沖の有明海では赤潮の発生などで品質が悪化するのりの「色落ち」が起きた影響で、2シーズン連続で販売枚数と販売額の日本一を逃している。「一番のり」の初入札は今月28日に行われる。

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佐賀県佐賀県有明海漁業協同組合有明海
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