日本政策金融公庫や県内の金融機関などが開いたこの商談会には、県内の食品加工業者など50を超える企業や団体が参加した。会場では流通大手など14のバイヤーがそれぞれブースを設け、参加者たちは事前に予約したバイヤーのもとに出向いて、取り扱ってほしい商品の特徴や開発の経緯などを説明していた。このうち中津市の製氷会社は、大分県オリジナル品種のいちご「ベリーツ」を使ったシャーベットを試食してもらいながら商談を進めていた。また、会場の一角には海外への販路拡大について相談できるスペースも設けられ、午前中から参加者が訪れていた。商談会は21日の夕方まで開かれる。