- 出演者
- 高鍬亮 下境秀幸 一柳亜矢子 鈴木聡彦 坂下恵理 吉岡篤史 塩崎実央 中村瑞季
オープニング映像。
「こなきじじい」などの妖怪伝説が残る三好市で「妖怪まつり」が開かれ、多くの観光客でにぎわった。「妖怪まつり」は三好市山間部の山城町に伝わる妖怪伝説で地域を盛り上げようと、地元の人たちが毎年開いていて、ことしで21回目になる。会場では、いのしし肉や里芋など地元の食材を使った「妖怪汁」が販売されたほか、さまざまの妖怪たちが歩き回り訪れた人たちと握手したり一緒に写真を撮ったりしていた。
鳥のような姿をした古代生物「翼竜」の体のつくりや特徴などについて学ぶ学習会が、御船町の博物館で開かれた。きのうは児童やその保護者あわせて21人が参加し、初めに博物館の学芸員から「翼竜」は恐竜と同じ中生代に生息していたものの、恐竜とは違って爬虫類の一種であることや、翼を使ってどのように空を飛んでいたのかについてはまだはっきりと解明されていないことなどの説明を受けた。このあと子どもたちは展示室で翼竜の化石標本を見学して体の大きさや骨の形を確認したほか、足跡の化石の図を見ながらどのように歩いていたのかについても想像をめぐらせた。
ご当地のくりを使って作ったモンブランの出来栄えを競う「全国モンブラン大会」がおととい、くりの産地、山鹿市で開かれた。大会には全国一のくりの産地の茨城県笠間市や中世からくりの栽培が続くとされる長野県小布施町など7つの府県が参加した。シェフやパティシエなど5人が出品されたモンブランの審査に当たり、それぞれの見た目を確認したあと実際に試食しくりの味や香りが生かされているかなど10点満点で採点表に記入していた。審査の結果、優勝したのは岐阜県恵那市の菓子店。
県内で初めてボイルしたベビーホタテをEU(ヨーロッパ連合)に輸出した八戸市の八戸缶詰・野田一夫社長らが県庁を訪れ、宮下知事に輸出の状況やヨーロッパでの需要が高いことなどを報告した。青森県からEUに向けて輸出できるホタテは、毎年1月から3月にかけて水揚げされたものに限られていたが、今年からは6月中旬までに延長されたことから、この会社では県内で初めてEUに向けてボイルしたベビーホタテを輸出したという。野田社長などはこれまでサバなどで取引があったEU各国でプロモーションをする際に、ベビーホタテについてよい反応があり需要が高いことなどを報告した。これに対し、宮下知事は「EUは非常に有望な販路で特に今は円安なのでさらに売れるのではないか私たちも手伝いたい。」と述べた。会社によると、これまでおよそ2トンのベビーホタテをEUに輸出したということで、来年は100トン規模で展開したいとしている。
下北地域の商工会の女性部の人たちが、地元産の食材でとっただしを使った料理のレシピを考案し、佐井村で行われた試食会に村や漁協、観光団体の関係者などが参加した。お披露目された料理は、地域のイベントや一部の旅館で提供されるという。むつ下北地区商工会女性部・連絡協議会・奥本美根子会長は「小さい子どもから年配の人まで楽しめるような料理になっている。下北の食材を感じて楽しんでもらえたら」とコメントした。
被災地で車を失った人などに役立ててもらおうと、JAF(日本自動車連盟)愛媛支部から地震や豪雨などの災害が起きたときに被災者に車を貸し出す活動を行っている団体に業務で使わなくなった車が寄付された。JAFは、去年地震や豪雨などの災害時に被災者に車を提供する活動を行っている「日本カーシェアリング協会」との間で協定を結んでいて、今回愛媛支部ではそれに基づいて初めて車を寄付した。この協会は東日本大震災をきっかけに設立された一般社団法人で、能登半島地震の際にも車の貸し出しを行っている。寄付された車はいったん協会で保管され、その後被災地で避難している人か今後災害が発生した際に被災者の元へ届けられるという。JAF愛媛支部では今後JAFの会員にも車両の提供を呼びかけることにしている。
さまざまな業種で人手不足が深刻化する中、県内の企業の間では社内ルールや就業規則を変更して従業員の髪の色を自由にすることで、働きやすい環境づくりを進め人材の確保につなげようという動きが出ている。このうち松山市に本社を置く伊予鉄グループは先月、傘下のバスやタクシー会社の社内ルールを変更し、運転手の髪の色を自由にした。会社ではこれまで明確な規定は設けていなかったものの、基本的に「黒」としていたという。バスやタクシーの業界では、人手不足によって減便や運行する車両を減らすなどの影響が出ていて、こうした取り組みで従業員のやる気の向上とともに採用力強化につなげたい考え。一方、県内外で8店舗を展開する回転ずしチェーン「すしえもん」では、従業員の髪の色を自由にしたことが採用の増加につながっているとしている。会社によると、4年前就業規則を変更したあと、接客担当のスタッフを中心に応募人数が3割から4割ほど増えたという。さまざまな業種で人手不足が深刻化するなか、個性を尊重した働き方を推進する動きが人材の確保につながるか注目される。
本格的な雪のシーズンを前に、県から委託を受けた設備会社の作業員が福井市で道路に積もった雪を地下水で溶かす融雪装置の点検作業を行った。この会社では、県内およそ60か所の点検を担当していて来月半ばまで作業を続けるという。
日南市の沖合の島に140年前に建設された「鞍埼灯台」が九州南部に現存する最も古い灯台で歴史的価値が高いとして、国の重要文化財に指定されることになった。鞍埼灯台は日南市沖2.5kmの日向灘に浮かぶ島・大島の南端にある。1884年・明治17年に横浜と香港を結ぶ船のために建設された。以来140年にわたり付近の海域を行き交う船舶の安全な航行に寄与している。文化庁によると鞍埼灯台は九州南部に現存する最も古い灯台で、また日本人技術者が主導して建設したコンクリートの構造物としては最も早い時期のものだという。こうした歴史的価値の高さが評価され、このほど開かれた文化審議会で国の重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申された。県によると宮崎県内の重要文化財は鞍埼灯台で25件になるという。
プロ野球・広島が秋のキャンプを行っている日南市で、子どもたちがトレーナーなど裏方の仕事について学んだ。きのう開かれた催しは選手の活躍の裏には様々なスタッフの支えがあることを知ってもらおうと日南商工会議所の青年部が企画し、地元の小中学生11人が参加した。市内の天福球場を訪れた子どもたちは選手たちのすぐ横でストレッチなどを体験し、トレーナーから仕事の内容について選手の体のコンディションのサポートをすることですと教わった。このあと投球練習場に移動し、ピッチャーが投げるボールを受ける「ブルペンキャッチャー」の仕事を間近で見学した。
全国の天気予報を伝えた。
地元でとれたコメを一人一膳早く残さず平らげ、秋の豊作を祝う神事「早飯食い」。この神事が伝わるのは高 知市北部の土佐山高川地区。険しい山の斜面に段々畑が広がる。現在はゆずが植えられているが、かつてはほとんどが田んぼだった。しかし狭い棚田での米作りは重労働のうえ収穫量も少なくコメは貴重品だったため、地区の人にとって「早飯食い」は年に一度のぜいたくだったという。しかしいま、地区の田んぼは高齢化や担い手不足の影響で姿を消し、地元の米が集まらなくなってきている。地区で唯一となった米農家の高橋伸さん。ことしから祭りで食べるコメの準備高橋さんただ1人が引き受けるようになった。祭当日の朝、高橋さんが先月収穫したばかりの新米4.5kg約40人分が用意された。バケツを使い力いっぱいといでいく。お米のとぎ汁も無駄にはしない。境内に昔からある専用のかまどでじっくり炊くこと約40分、「100点」のお米が炊けた。地元でとれた新米のご飯におかずは焼いた味噌。今も昔も変わらぬ秋祭りの日のごちそうだ。祭の始まりを知らせる法螺貝が鳴り響くと地元の人が次々と集まってきた。この行事に参加できるのは現在も一家に1人だけだが、秋の実りを地元のみんなで味わおうと特別に地元の小学生が招待された。始まりの合図と同時に湯(先程のとぎ汁を使っている)を求める声「ユー」。お湯漬けにすることで一気にご飯を流し込もうというのだ。御年92歳の高橋利雄さんも食べる勢いは衰えをしない。「ゼン!」という掛け声は「御膳を下げてください」という合図。かつては満足に食べられなかった白米だけに慌ててかきこんだ様子が今でも引き継がれている。早く食べるのに加えて残さないことが早飯食いの習わし。子どもたちも懸命に箸を進め、残さず平らげた。
1988年11月18日、文化財保護審議会は、福岡・北九州市にあるJR門司港駅を、国の重要文化財に指定するよう、当時の文部大臣に答申した。門司港駅は、九州の鉄道の玄関口として賑わい、北九州の工業地帯のシンボル的存在だった。
1993年11月18日、米不足を補うため、タイからの緊急輸入米が横浜港に到着した。この年は、記録的な冷夏や台風の影響で米の収穫が落ち込み、150万トンが不足した。このため、加工用の米として、とりあえず20万トンをタイなどから緊急輸入するようになった。しかし、味や香りが消費者の口に合わず、価格の高い国産米に行列ができることになった。2年後、新しい法律が施行され、国は米不足に備え、毎年一定量の米を備蓄し、一年保管したあと古米として民間に売り出されるようになった。
塩崎さんは「今年の米不足、私はインディカ米で代用してました」などと話した。今回紹介した映像は、NHKアーカイブスから見ることができる。
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小林綾子さんが、山形・西吾妻山を歩く。湿原の窪地に雨水などが溜まってできた池「池塘」が多く見られるという。明星湖などを見学した小林さんは「最上川の母なる川のルーツがわかったような気がして、もっと愛着が湧いてきました」などと話した。
きょうのキニナルは「全国モンブラン大会」が開催されたことだという。最近はワサワサしたモンブランが人気だとトークした。
全国の天気予報が伝えられた。