被災地で車を失った人などに役立ててもらおうと、JAF(日本自動車連盟)愛媛支部から地震や豪雨などの災害が起きたときに被災者に車を貸し出す活動を行っている団体に業務で使わなくなった車が寄付された。JAFは、去年地震や豪雨などの災害時に被災者に車を提供する活動を行っている「日本カーシェアリング協会」との間で協定を結んでいて、今回愛媛支部ではそれに基づいて初めて車を寄付した。この協会は東日本大震災をきっかけに設立された一般社団法人で、能登半島地震の際にも車の貸し出しを行っている。寄付された車はいったん協会で保管され、その後被災地で避難している人か今後災害が発生した際に被災者の元へ届けられるという。JAF愛媛支部では今後JAFの会員にも車両の提供を呼びかけることにしている。